2020年11月27日 カテゴリ:眠り

スリープマスターが教える冬でもぽかぽかで眠るための寝具の使い方とコツ

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スリープマスターが教える冬でもぽかぽかで眠るための寝具の使い方とコツ
秋も深まり、冬が近づいてきました。気温が下がると、寒さで眠れない人もいらっしゃいますよね。そんな人のために冬場の寝具の使い方とコツについて、スリープマスターがご紹介します!
 

意外と知らない理想的な寝具内の環境

はじめに覚えていただきたいのが、「寝床内環境(しんしょうないかんきょう)」のこと。これは寝具と身体のあいだにできる空間の温湿度を指します。nishikawaの研究機関・日本睡眠科学研究所の実験によって、この寝床内環境を「温度33±1℃、湿度50±5%(※RH)」に設定できると快適に眠れることがわかっています。
 
しかし、布団の中の温度・湿度を測定するのはなかなかハードルが高いですよね。そこでおすすめしたいのは、室温別に布団を組み合わせること。これを行えば理想的な寝床内環境に整えることができます。
 
詳しくはこちらをチェックしてみてください。
 

毛布の掛ける順番は素材によって変える

暖かい毛布ですが、より効果的に使うには素材によって掛ける順番を使い分けることがおすすめです。

ウールなどの天然繊維は、羽毛布団の内側に

保温性と吸放湿性に優れた天然繊維は、肌の近くで使用しても蒸れにくく、快適な温度を保つことができます。また、薄くて軽いものは、羽毛布団と身体のあいだの隙間にフィットしてくれるので、快適な寝床内環境を保ってくれます。

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インナーブランケット®︎(ふわっと起毛) 19,800円


独自製法で軽く柔らかに織り上げたウールを使用した、インナーブランケット。肌沿いが良く、羽毛布団との相性ぴったりです。


アクリルなどの合成繊維は、羽毛布団の外側に

nishikawaが1万人の睡眠事情を調査した「nishikawa 睡眠白書2018」によると、羽毛布団と合成繊維の毛布を使用している人の70%が“内側”で使用しているとの結果が…!しかし合成繊維は、天然繊維に比べると吸放湿性が低いため、汗などで蒸れることが懸念されます。また、重くて厚みがあるものが多く、身体にまとわりつきやすいため、羽毛布団の内側で使用すると寝返りの妨げになることも。そのため、羽毛布団の外側に掛けて保温性を高めるのが良いでしょう。


あったか敷き寝具をプラスで保温性をアップ!

毛布を使っていても、まだ寒いと感じる人は敷き寝具を足してみてください。発熱性や保温性に優れた機能素材を使った敷きパッドシーツは、背中からも身体が温まり、心地良く眠れるはずです。

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あったか敷きパッド 3,278円

吸湿発熱素材を使用した、冬のあたたか機能寝具。暖房に頼りすぎずに、寒い冬の寝入りをサポートできる節電アイテムとしてもおすすめです

就寝前は、3840℃のぬるめの湯に1520分程度浸かるのが理想的です。そしてお風呂でじんわり温まったら、冷えないうちに布団へ入りましょう。お風呂から就寝までに時間が空いてしまう場合は、保温性の高いルームウェアやケープを使って身体が冷えないように工夫してみてくださいね。

入浴後は身体を冷やさないうちに布団へ

就寝前は、38〜40℃のぬるめの湯に15〜20分程度浸かるのが理想的です。そしてお風呂でじんわり温まったら、冷えないうちに布団へ入りましょう。お風呂から就寝までに時間が空いてしまう場合は、保温性の高いルームウェアやケープを使って身体が冷えないように工夫してみてくださいね。

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ダウン肩当て 11,000円

世界各国の産地から選び抜いた素材で作り上げた、nishikawaのプレミアムシリーズ。独自のフレッシュアップ加工で良質な羽毛の力を最大限に生かしました。


 

さらに快適に睡眠環境を整えたいのであれば「ねむりの相談所」へ

医療機関外では国内初となる睡眠総合コンサルティングサービス「ねむりの相談所」。こちらで行える「寝室チェックシステム」では温度や湿度などお客様の寝室環境の測定や、活動量計による睡眠環境解析で眠りの様子を測定し、お客様のお悩みに合わせた寝具のご提案やアドバイスを行います。

詳しくはこちらをチェックしてみてください!

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寒さが本格的になる前に対策して、冬でもぽかぽか快適に眠ってくださいね!
 

スリープマスター

富下 瞳

眠りのスペシャリスト「スリープマスター」は、nishikawa・日本睡眠科学研究所認定の資格取得者。眠りのメカニズムや、寝具についての知識を保有し、快適な睡眠環境づくりのアドバイスを行います。テレビ・ラジオ・雑誌など多方面のメディアで幅広く活躍しています。

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