マットレスの寿命はいつ?買い替えのサインや長持ちさせる方法を解説


ベッドマットレスやフレームは頻繁に買い替えるものではないとはわかっていても、実際のところいつが替えどきなのかでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回はベッドの寿命について老舗寝具店の見地から解説します。
マットレスの買い替え時を見極めるポイントや、長持ちさせる方法、処分の方法まで、この記事を読めば正しいマットレスの使い方がわかるはず!
そして、使用する人の体重・体型・汗の掻き方・睡眠時間や置いている部屋の温湿度・紫外線などの光の入り方、日々のメンテナンス状況などによって変わるので、nishikawaでは明確な年数の基準は設けていません。
とはいえ、5年程度使用したら一度へたりをチェックしていただくのがおすすめ。
チェックの方法は簡単。あまり体重のかからない頭や足元と、腰の部分のボリュームを比較してみましょう。
敷き寝具の端の部分にくらべ、腰のところがへたっているようであればお疲れ様のサインです。
なぜなら、横になった時、腰には体重のうち約44%の重みがかかっており、敷き寝具にも負荷がかかりやすいから。
また、時折マットレスの上下(頭と足元部分)を入れ替えるようにローテーションすることで負荷を軽減することができます。
「目覚めた時に体のどこかに痛みを感じる」「きしむ音などの、異音が聞こえる」など寝心地や使い心地に違和感を感じるようになったときも、寿命と言ってよいでしょう。
マットレスの寿命を見極めるポイントをチェックしてみましょう!
●腰部分のへたりと凹み
腰など加重が掛かりやすい部分はそのまま使用していると、その部分が凹んで姿勢が崩れやすくなります。さらに悪化すると腰痛などの原因になることも。
●全体的に柔らかくなってきた
特にウレタンマットレスは長年の仕様により硬度が落ちたり、湿気を含んでやわらかくなってしまったりすることがあります。
弾力が弱い敷き寝具では体が沈みすぎてしまい寝返りが打ちにくくなる可能性があります。
●カビが発生した
生えてしまったカビはエタノールなどで除去することができますが、ついてしまった色素は取れないのでシミになってしまいます。
衛生面を考えても、お買い換えがおすすめです。
●購入した当初よりコイルの感触が気になる
ポケットコイル、ボンネルコイルのマットレスを使用している場合、購入時との感触の違いもポイント。
購入時より、感触が変化しているようなら、コイルの上部の詰め物部分がへたっている可能性があります。
そのまま使用するとコイルが劣化して、体にも負荷がかかったりする可能性があります。
そのような状態になったら、買い換えるか、オーバーレイタイプのマットレスを重ねてクッション性をプラスしましょう。
●ダブルベッドなどに2人以上で寝ていて、自身の体に合っていない気がする
ダブルベッドなど、2人以上で寝る場合、それぞれに合う硬さが異なるため、寝心地が合わない場合があります。
それぞれの体型に合わせたシングルサイズのマットレスを2枚並べてご使用いただくのが理想です。
カビ対策についてはこちら▼
https://www.nishikawa1566.com/column/sleep/20200228153745/
汚れ対策についてはこちら▼
https://www.nishikawa1566.com/column/sleep/20200401123804/

良いベッドマットレスを長くお使いいただくには、日々のお手入れが肝心です。良い状態でお使いいただくために、メンテナンスを実践してみてください。
●風通しの良いところで除湿を
1ヶ月に1度程度、風通しの良いところに立て掛けて両面を天日干しするのが理想です。注意してほしいのが、ウレタンタイプの場合。紫外線に弱いため、陰干しにすることが大切です。風通しの良い場所がない場合は、エアコンや扇風機を活用してみてください。
また、大きさによっては立て掛けが難しいことも。ドライシートやベッドパッドを使ってカビの発生を予防しましょう。
●シーツやカバーは週に1度程度洗濯
カバー類は週に1度は洗濯して清潔な状態を保ち、汚れやカビの原因とならないように心掛けましょう。
●表面のホコリは洋服用ブラシで
表面のホコリが気になる場合は、洋服用のブラシを使って軽く払ってください。表層の見えないカビを奥まで押し込んでしまう可能性があるので、布団叩きなどで強く叩くのはNGです。
●ベッド周りは余裕を持って
ベッド下にぎゅうぎゅうに収納してしまうと、湿気が溜まりがちに…。また、壁に面してベッドを配置するときは、壁とベッドのあいだに5〜10cmほどの隙間を空けることで空気の通り道ができカビ予防になります。
ウレタンタイプのものに関しては、加重の掛かりやすい腰部分と他部分の入れ替えができる商品もあります。購入時にチェックしてみてくださいね。
また、フレームにもマットレスにも生えるカビは、アレルギーや喘息の元となることも…。こまめなメンテナンスとチェックを続けてください。
へたったマットレスを使い続けると体に負担が掛かり、肩や腰を痛める可能性があります。
熟睡感が薄れ、ひいては健康に影響が及ぶことがありますので、違和感がある場合は、早期の買い替えをおすすめします。
マットレスは、そのまま捨てるわけにはいけません。そこで代表的な処分方法をご紹介します。
●自治体の粗大ゴミに出す
もっとも一般的な方法は自治体が回収する粗大ゴミに出すことです。
申し込み方法は各自治体によって異なるので、役所のHPなどをチェックしてください。
●民間の回収業者に申し込む
マットレスを引き取ってくれる民間の回収業者に申し込むのも1つの方法です。買取も可能な業者もあるので、問い合わせてみましょう。
地域や環境のためにも必ず正しい方法で処分してください。
種類豊富なnishikawaのベッドマットレスの中でも、比較的長くお使いいただけるものをご紹介いたします。
●[エアー]ベッドマットレス シリーズ

クッション性に優れたウレタン素材を使用。表面を凹凸構造にすることでボディラインに合わせてなめらかにフィットし、体圧負荷を分散させることができます。
加重が1箇所に集中しないため、マットレスがへたりにくく、長くお使いいただけます。
ベース部分で体をしっかり受け止めるため、自然な寝姿勢をキープ。寝返りがスムーズにできるため、心地良い眠りへと誘います。
●&Free SA ベッドマットレス

体圧分散性や寝姿勢保持性などに優れた四層特殊立体構造のベッドマットレスです。
ウレタンフォームが3つのパーツに分かれているので、加重の掛かりやすい腰の部分と他の部分を入れ替えることができ、コンディションの良い状態で長くご使用いただけます。
●ボディフィット2000
季節に合わせて表裏を使い分けることができ、オールシーズン快適に使用できます。
表と裏を交互に使用することで、耐久年数もアップ!交互配列のコイルを使用しており、分圧効果も。詰め物には備長炭わたや抗菌防臭・防ダニわたを使用しており、衛生面でも長くお使いいただける工夫がされています。
ベッドマットレスをより長くお使いいただくには、ご自身の体型に合ったものをお選びいただくのも重要なポイント!
nishikawaの店舗では眠りの専門家・スリープマスターが、それぞれのお悩みや希望に沿った寝具選びをサポートします。
買い替えをご検討の際は、ぜひご相談にいらしてみてくださいね。
そこで、今回はベッドの寿命について老舗寝具店の見地から解説します。
マットレスの買い替え時を見極めるポイントや、長持ちさせる方法、処分の方法まで、この記事を読めば正しいマットレスの使い方がわかるはず!
目次
マットレスの寿命は?
マットレスの寿命は一般的に5〜10年といわれていますが、素材や使用環境によって異なります。そして、使用する人の体重・体型・汗の掻き方・睡眠時間や置いている部屋の温湿度・紫外線などの光の入り方、日々のメンテナンス状況などによって変わるので、nishikawaでは明確な年数の基準は設けていません。
とはいえ、5年程度使用したら一度へたりをチェックしていただくのがおすすめ。
チェックの方法は簡単。あまり体重のかからない頭や足元と、腰の部分のボリュームを比較してみましょう。
敷き寝具の端の部分にくらべ、腰のところがへたっているようであればお疲れ様のサインです。
なぜなら、横になった時、腰には体重のうち約44%の重みがかかっており、敷き寝具にも負荷がかかりやすいから。
また、時折マットレスの上下(頭と足元部分)を入れ替えるようにローテーションすることで負荷を軽減することができます。
「目覚めた時に体のどこかに痛みを感じる」「きしむ音などの、異音が聞こえる」など寝心地や使い心地に違和感を感じるようになったときも、寿命と言ってよいでしょう。
マットレスが寿命かも?起きる変化とは
へたりやきしみなど寝心地に違和感を覚えたら、買い替えの合図です。マットレスの寿命を見極めるポイントをチェックしてみましょう!
●腰部分のへたりと凹み
腰など加重が掛かりやすい部分はそのまま使用していると、その部分が凹んで姿勢が崩れやすくなります。さらに悪化すると腰痛などの原因になることも。
●全体的に柔らかくなってきた
特にウレタンマットレスは長年の仕様により硬度が落ちたり、湿気を含んでやわらかくなってしまったりすることがあります。
弾力が弱い敷き寝具では体が沈みすぎてしまい寝返りが打ちにくくなる可能性があります。
●カビが発生した
生えてしまったカビはエタノールなどで除去することができますが、ついてしまった色素は取れないのでシミになってしまいます。
衛生面を考えても、お買い換えがおすすめです。
●購入した当初よりコイルの感触が気になる
ポケットコイル、ボンネルコイルのマットレスを使用している場合、購入時との感触の違いもポイント。
購入時より、感触が変化しているようなら、コイルの上部の詰め物部分がへたっている可能性があります。
そのまま使用するとコイルが劣化して、体にも負荷がかかったりする可能性があります。
そのような状態になったら、買い換えるか、オーバーレイタイプのマットレスを重ねてクッション性をプラスしましょう。
●ダブルベッドなどに2人以上で寝ていて、自身の体に合っていない気がする
ダブルベッドなど、2人以上で寝る場合、それぞれに合う硬さが異なるため、寝心地が合わない場合があります。
それぞれの体型に合わせたシングルサイズのマットレスを2枚並べてご使用いただくのが理想です。
カビ対策についてはこちら▼
https://www.nishikawa1566.com/column/sleep/20200228153745/
汚れ対策についてはこちら▼
https://www.nishikawa1566.com/column/sleep/20200401123804/
マットレスを長持ちさせる方法4選

良いベッドマットレスを長くお使いいただくには、日々のお手入れが肝心です。良い状態でお使いいただくために、メンテナンスを実践してみてください。
●風通しの良いところで除湿を
1ヶ月に1度程度、風通しの良いところに立て掛けて両面を天日干しするのが理想です。注意してほしいのが、ウレタンタイプの場合。紫外線に弱いため、陰干しにすることが大切です。風通しの良い場所がない場合は、エアコンや扇風機を活用してみてください。
また、大きさによっては立て掛けが難しいことも。ドライシートやベッドパッドを使ってカビの発生を予防しましょう。
●シーツやカバーは週に1度程度洗濯
カバー類は週に1度は洗濯して清潔な状態を保ち、汚れやカビの原因とならないように心掛けましょう。
●表面のホコリは洋服用ブラシで
表面のホコリが気になる場合は、洋服用のブラシを使って軽く払ってください。表層の見えないカビを奥まで押し込んでしまう可能性があるので、布団叩きなどで強く叩くのはNGです。
●ベッド周りは余裕を持って
ベッド下にぎゅうぎゅうに収納してしまうと、湿気が溜まりがちに…。また、壁に面してベッドを配置するときは、壁とベッドのあいだに5〜10cmほどの隙間を空けることで空気の通り道ができカビ予防になります。
ウレタンタイプのものに関しては、加重の掛かりやすい腰部分と他部分の入れ替えができる商品もあります。購入時にチェックしてみてくださいね。
寿命を迎えたベッドを使うデメリットとは
劣化したフレームを使い続けると折れて破損する場合があり、怪我の原因にもなります。また、フレームにもマットレスにも生えるカビは、アレルギーや喘息の元となることも…。こまめなメンテナンスとチェックを続けてください。
へたったマットレスを使い続けると体に負担が掛かり、肩や腰を痛める可能性があります。
熟睡感が薄れ、ひいては健康に影響が及ぶことがありますので、違和感がある場合は、早期の買い替えをおすすめします。
寿命が過ぎたマットレスの処分方法
現在使用しているマットレスが買い替え時の場合、処分しなくてはいけないですよね。マットレスは、そのまま捨てるわけにはいけません。そこで代表的な処分方法をご紹介します。
●自治体の粗大ゴミに出す
もっとも一般的な方法は自治体が回収する粗大ゴミに出すことです。
申し込み方法は各自治体によって異なるので、役所のHPなどをチェックしてください。
●民間の回収業者に申し込む
マットレスを引き取ってくれる民間の回収業者に申し込むのも1つの方法です。買取も可能な業者もあるので、問い合わせてみましょう。
地域や環境のためにも必ず正しい方法で処分してください。
長く使えるnishikawaのベッドマットレス
ベッドの寿命やメンテナンス方法などについてお伝えしてきましたが、できれば1度買ったものを長く使いたいものですよね。種類豊富なnishikawaのベッドマットレスの中でも、比較的長くお使いいただけるものをご紹介いたします。
●[エアー]ベッドマットレス シリーズ

クッション性に優れたウレタン素材を使用。表面を凹凸構造にすることでボディラインに合わせてなめらかにフィットし、体圧負荷を分散させることができます。
加重が1箇所に集中しないため、マットレスがへたりにくく、長くお使いいただけます。
ベース部分で体をしっかり受け止めるため、自然な寝姿勢をキープ。寝返りがスムーズにできるため、心地良い眠りへと誘います。
●&Free SA ベッドマットレス

体圧分散性や寝姿勢保持性などに優れた四層特殊立体構造のベッドマットレスです。
ウレタンフォームが3つのパーツに分かれているので、加重の掛かりやすい腰の部分と他の部分を入れ替えることができ、コンディションの良い状態で長くご使用いただけます。
●ボディフィット2000
季節に合わせて表裏を使い分けることができ、オールシーズン快適に使用できます。
表と裏を交互に使用することで、耐久年数もアップ!交互配列のコイルを使用しており、分圧効果も。詰め物には備長炭わたや抗菌防臭・防ダニわたを使用しており、衛生面でも長くお使いいただける工夫がされています。
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ベッドマットレスをより長くお使いいただくには、ご自身の体型に合ったものをお選びいただくのも重要なポイント!
nishikawaの店舗では眠りの専門家・スリープマスターが、それぞれのお悩みや希望に沿った寝具選びをサポートします。
買い替えをご検討の際は、ぜひご相談にいらしてみてくださいね。
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こんな商品に興味を持っています
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