2018年08月23日 カテゴリ:眠り

時差ボケに効く「腹時計」のコントロール方法を身につけよう!

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時差ボケに効く「腹時計」のコントロール方法を身につけよう!
約24時間周期の体内時計によってコントロールされている眠りと目覚め。私たちの細胞一つひとつには同じリズムが刻まれていて、脳内のマスタークロックが1日1回光を浴びて正確にリセットしてくれているため、生活リズムを保てているのです。そんな生活リズムが崩れがちなのが、海外旅行。体内時計が存在するからこそ、昼夜が逆転してしまうと「時差ボケ」になってしまうのです。
 
時差ボケを治すには、旅行先で積極的に光を浴びて、体内時計を現地のリズムに調整する必要があります。ただ、光で体内時計をリセットできるのは、1日あたり1~2時間ととても短いんです。たとえば、ヨーロッパなど日本の裏側まで旅行する場合は、調整に1週間程度かかる計算です。海外に移住するなら、ゆっくり調整しても問題ないでしょう。でも、1週間程度の旅行や短期留学では、滞在期間の多くを時差ボケに悩まされるのはつらいものですよね。そんなときに役立つリセット方法が、食事…つまり「腹時計」なのです。
 
腹時計は習慣によってつくられたシステムで、毎日同じ時間に食事をしていると、そのタイミングで空腹を感じるようになるというもの。実はこの腹時計も24時間周期だと考えられており、なんと体内時計を上回る影響力を持っていると言われています。ですから、この腹時計をうまく使えば、海外に行ったときにスムーズに現地の時間に慣れることができるというわけです。
 
たとえば、アメリカ・ロサンゼルスに旅行する場合――時差は16~17時間なので、現地での朝食予定時間より16時間程度前から絶食。機内食には手をつけず、現地入りしてからすぐに朝食を食べるようにすると、腹時計はその時間を朝食時間と認識してくれるので、時差の影響を軽減することができます。ただ、この方法だと、せっかくの機内食が食べられないので、もったいない気もしますが、そこは少し我慢!時差ボケに負けないよう、体内時計・腹時計のコントロール法を身につけ、海外旅行を思いっきり満喫しちゃいましょう!

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