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うつぶせ寝のメリットとデメリットは?快眠にはつながる?

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うつぶせ寝のメリットとデメリットは?快眠にはつながる?
「息苦しそう」、「寝付きが良さそう」などプラスとマイナスどちらの印象もあるうつぶせ寝。「小さいころからうつぶせ寝が習慣だったけれど、これでいいのか…」そんな漠然とした不安を感じていても、誰に相談して良いのかわからず、そのままにしている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、うつぶせ寝と仰向け寝のメリットとデメリットをご紹介。快眠に必要なポイントと、うつぶせ寝を推奨できない理由を寝具メーカーの見地からお伝えします。
 

うつぶせ寝のメリット・デメリット

○安心感を得られる
人はお腹の下に何かあることで安心感を覚えるのだそう。うつぶせで寝ることによってお腹が温まり、ホッとした気持ちのまま眠りにつくことができるという意見も多いです。

○いびきが軽減される
仰向け寝に比べると軌道が狭くなりにくいため、呼吸が楽になります。それによりいびきの軽減につながると考えられています。

×首への負担が大きい

うつぶせ寝では呼吸のために顔や首を左右どちらかにねじることになります。そうすると首を急激に曲げるため、首付近の無数の神経を圧迫することになってしまい、首と神経に大きな負担がかかります。


×腰に悪影響を及ぼすことも
足を伸ばしてうつぶせ寝をすると、腰周りのインナーマッスルが長時間伸びた状態になります。これを放っておくと起きているときも反り腰になってしまい、腰痛の原因になってしまうのです。

 

仰向け寝のメリット・デメリット

○体圧が分散される
仰向け寝は体と寝具の設置面積が広いため、体にかかる圧力を分散することができ、どこか一部に負荷がかかるというリスクを軽減します。

○正しい寝姿勢を保てる
寝ている姿勢として一番理想的なのが、まっすぐに立っている状態をそのまま横に倒したとき。この姿勢を保つことで、睡眠時に体に掛かる負担を減らすことができます。

×無呼吸症候群の人は仰向けはNG
仰向けでは、舌が重力によって下に落ちてきてしまうため、気道が閉塞してしまいます。いびきが多い人や睡眠時無呼吸症候群の方にはおすすめできない寝姿勢です。

 

快眠のポイントは、寝姿勢よりも「寝返り」にある!

ここまで、うつぶせ寝と仰向け寝のメリット・デメリットを比較してきましたが、では実際に快眠をもたらしてくれる寝姿勢はどちらなのでしょうか?

残念ながら、どちらが快眠に適しているかは一概に結論づけることはできません。なぜなら、うつぶせで寝ても、仰向けで寝ても、長時間同じ姿勢を保つこと自体が睡眠の質を落としてしまうことにつながるからです。

快眠に一番重要なのは、「寝返りを打つ」ということ。これまでにも『眠りのレシピ』で幾度となくお伝えしていますが、寝返りには体温を調整する・血行を促す・体圧を分散させるといった働きがあり、一晩で20〜30回打つのが理想と言われています。どちらの姿勢で寝るか、というよりも、眠りに落ちた後、いかにスムーズに寝返りを打てるかという点に、快眠につながるカギがあるのです。

 

うつぶせ寝をおすすめできない理由は、体への負担が大きいため

睡眠の質に直結しないなら、どちらで寝ても大差ないのでは?と思うかもしれませんが、それでもやはりうつぶせ寝はあまりおすすめができません。デメリットでもお伝えしましたが、臓器を圧迫し、首や神経、腰に大きな負担をかけてしまいます。せっかく体を休めるための睡眠なのに、返って負担をかけてしまったら本末転倒ですよね。自分を労るという意味でも、少しでも寝返りが打ちやすい寝姿勢をとることをおすすめします。
ただ、小さいころからうつぶせ寝で、それで今まで眠っている人は無理に変える必要はないです。大人になり最近うつぶせ寝が増えた方は、寝具が合っていない場合がありますので、ぜひこの機会に寝具を見直してみてはいかがでしょうか?

 

「半うつぶせ寝」でデメリットを解消!

「うつぶせじゃないと寝つけない」という人におすすめなのが、「半うつぶせ寝」!体の下半分に抱き枕をいれて片方の肩だけを敷きふとんにつけ、斜めの状態で眠るというものです。首を極端に曲げる必要がないので、うつぶせ寝よりも楽に眠ることができます。初めは少しずつ慣らしていき、徐々に横向きに眠れるようにしていきましょう。

「半うつぶせ寝」におすすめの抱き枕はコチラ

Laxia クタっと抱き枕

(おすすめポイント)
体のカーブに合わせた、抱きやすいS字形状。柔らかいので、折ったり丸めたり、お好みで変形させて使えます。
 
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また、大人になり最近うつぶせ寝が増えたと感じている方は、寝具硬すぎて、体に合っていない場合があります。うつぶせ寝をしていて、かつ眠りが浅いと感じる人は、敷き布団やマットレスを新調することも視野に入れてみてください。その際、横向き寝に対応した「体圧分散性能」が備わっているものを選ぶのもおすすめですよ。

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