カテゴリ:眠り
どれを選ぶ?パートナーと一緒に眠るときの寝具選び
家族や恋人と一緒に眠るとき、どんな寝具で眠っていますか?「それぞれの体温が違ったり、寝具を引っ張られたりして熟睡できない」という悩みを抱えている方もいるのでは?そこで今回はスリープマスターが、パートナーと一緒に眠る場合の寝具の選び方をご紹介します。
ふとんの場合
●メリット
・スペースをとらないため広く室内を利用でき、部屋の圧迫感軽減にもつながる
・ベッドフレームの予算を他の寝具へ投資できる
・起床後の転倒リスクを軽減できる
・寝相が悪い場合、落下する心配がない
●デメリット
・毎日の上げ下ろしなどの作業が発生する
・起き上がりに力を使う
・暖かい空気は上昇するため、冬など寒い部屋の場合は寝具を暖かいものにしたり、室温調整の対策が必要。
・カビ対策が必要(敷き布団の素材による)
ベッドの場合
●メリット
・寝具をしまう必要がなく上げ下ろし作業がないため、身体への負担が軽減できる
・床に落ちたほこりなどから身体を守ることができる
・寝室としての利用が確立されるため、寝るという環境に入りやすい状態を作ることができる
・起きた時の立ち上がりが楽
●デメリット
・ふとんと比較して予算がかかる
・スペースをとる
・メンテナンスが必要(ベッド下の掃除など)
寝室の間取りや収納、年齢によって適した寝具が異なるので、何が家族にとって適しているのか話し合うことが大切ですね。
睡眠中は無意識の状態ですので、できるだけゆったり寝返りが打てるストレスフリーな環境を整えることが大切です。たとえばセミダブルサイズのマットレスをふたりで利用にすると、ひとり当たりの横幅が60cm程度となり、ひとり分のスペースが狭くなってしまうためです。
(※シングルサイズの横幅は約100cm)
もしふたりの寝る時間帯が異なる、シングルサイズを2台置くスペースが確保できない場合は、ダブルサイズ以上のものでノンコイルマットレスもしくは、ポケットコイルタイプのマットレスを選びましょう。 ダブルサイズ以下のサイズだと、寝返りも打ちづらく、かなり狭く感じるためです。
寝ている人の隣に入る際、振動が大きいと寝ている方の睡眠を妨げてしまうので、ボンネルタイプのコイルマットレスは注意が必要です。
また、男女差・体格・心地良さなどそれぞれ感じ方が異なるので、以下のポイントを意識しながら店頭にて必ず寝試しを行いましょう!
●チェックPOINT
□寝たときに「気持ち良い」「心地良い」「よく眠れそうだ」と感じるか
□寝返りを無理なく打てるか
□腰のあたりに手が入るような隙間がないか
※手が入る場合、硬いマットレスの傾向があります。しっかり寝具と身体が密着していることが理想
□腰が落ちすぎていないか
※イメージ:ハンモックのような状態。寝返りする際に、力をいれないといけない場合はそのマットレスは柔らかい傾向があります。
□異なる材質やサイズだとしても、隣にベッドもしくはふとんを並べる場合は、高さを揃えておくと便利
(今後子供が生まれた際なども)
最近は同じ高さでも硬さの違うマットレスもあるので、色々探してみてくださいね。
パートナーと一緒に眠るときのお悩みとして多く聞くのが「掛け布団が片方に寄ってしまう」問題です。どうすれば解決できるのでしょうか?その場合は、やはりひとり1枚ずつ掛けふとんをご用意いただいた方が快適におやすみいただけます。
サイズに関しては、シングルサイズで問題ありませんが、ゆったり寝たい方は、セミダブル以上のサイズをご検討ください。
ふたりで1枚のふとんを使用する際は、暖かさの逃げを防ぐために、ダブルサイズ以上のサイズを選びましょう。
ふたりで1枚の掛けふとんを使う場合に小さく感じるかどうかは、体格や仲の良さにもよると思うので一概にこのサイズとは言いづらいですが、大きめのサイズを選んでもらった方が、片寄りによる不満や温かさが逃げることを防ぐことに繋がります。ただ大きすぎるサイズを選ぶと、重く感じることもあると思うのでその点は注意しましょう!
また、寝返りによるふとんからの離脱や、体温の感じ方は性別・個人差が影響し異なりますので、毛布を1枚ずつシングルサイズで用意し、羽毛掛けふとんはダブルサイズ以上のサイズをふたりで共有するという使い方もありますね。 毛布も綿毛布・カシミヤなど素材により暖かさが異なるので、実際に店頭で試してお好みの素材をチョイスしてください。
寒いと感じる方は、あったか敷きパッドなどを使い、下からの冷えを防ぐ+αのアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
自分とパートナー、それぞれが心地良く眠ることができる寝具を話し合って選んでくださいね。
ベースの寝具は間取りとライフスタイルで選ぼう
まずはベースとなる寝具について。ベッド派・ふとん派それぞれのメリット・デメリットはあるのでしょうか?実は「パートナーと一緒に眠る場合、どちらかが適している」ということはありません。それぞれにメリット・デメリットがあるため、話し合ってお二人の理想の寝室を作っていくことが大切です。では、それぞれのポイントをみていきましょう。ふとんの場合
●メリット
・スペースをとらないため広く室内を利用でき、部屋の圧迫感軽減にもつながる
・ベッドフレームの予算を他の寝具へ投資できる
・起床後の転倒リスクを軽減できる
・寝相が悪い場合、落下する心配がない
●デメリット
・毎日の上げ下ろしなどの作業が発生する
・起き上がりに力を使う
・暖かい空気は上昇するため、冬など寒い部屋の場合は寝具を暖かいものにしたり、室温調整の対策が必要。
・カビ対策が必要(敷き布団の素材による)
ベッドの場合
●メリット
・寝具をしまう必要がなく上げ下ろし作業がないため、身体への負担が軽減できる
・床に落ちたほこりなどから身体を守ることができる
・寝室としての利用が確立されるため、寝るという環境に入りやすい状態を作ることができる
・起きた時の立ち上がりが楽
●デメリット
・ふとんと比較して予算がかかる
・スペースをとる
・メンテナンスが必要(ベッド下の掃除など)
寝室の間取りや収納、年齢によって適した寝具が異なるので、何が家族にとって適しているのか話し合うことが大切ですね。
同じベッドで寝る場合はマットレス選びがポイント
ベッド派の方はマットレス選びも重要なポイント。パートナーと一緒に眠る場合でもマットレスはシングルサイズをひとり一台使用することをオススメします。睡眠中は無意識の状態ですので、できるだけゆったり寝返りが打てるストレスフリーな環境を整えることが大切です。たとえばセミダブルサイズのマットレスをふたりで利用にすると、ひとり当たりの横幅が60cm程度となり、ひとり分のスペースが狭くなってしまうためです。
(※シングルサイズの横幅は約100cm)
もしふたりの寝る時間帯が異なる、シングルサイズを2台置くスペースが確保できない場合は、ダブルサイズ以上のものでノンコイルマットレスもしくは、ポケットコイルタイプのマットレスを選びましょう。 ダブルサイズ以下のサイズだと、寝返りも打ちづらく、かなり狭く感じるためです。
寝ている人の隣に入る際、振動が大きいと寝ている方の睡眠を妨げてしまうので、ボンネルタイプのコイルマットレスは注意が必要です。
また、男女差・体格・心地良さなどそれぞれ感じ方が異なるので、以下のポイントを意識しながら店頭にて必ず寝試しを行いましょう!
●チェックPOINT
□寝たときに「気持ち良い」「心地良い」「よく眠れそうだ」と感じるか
□寝返りを無理なく打てるか
□腰のあたりに手が入るような隙間がないか
※手が入る場合、硬いマットレスの傾向があります。しっかり寝具と身体が密着していることが理想
□腰が落ちすぎていないか
※イメージ:ハンモックのような状態。寝返りする際に、力をいれないといけない場合はそのマットレスは柔らかい傾向があります。
□異なる材質やサイズだとしても、隣にベッドもしくはふとんを並べる場合は、高さを揃えておくと便利
(今後子供が生まれた際なども)
最近は同じ高さでも硬さの違うマットレスもあるので、色々探してみてくださいね。
掛け布団はひとり1枚がベスト!
パートナーと一緒に眠るときのお悩みとして多く聞くのが「掛け布団が片方に寄ってしまう」問題です。どうすれば解決できるのでしょうか?その場合は、やはりひとり1枚ずつ掛けふとんをご用意いただいた方が快適におやすみいただけます。
サイズに関しては、シングルサイズで問題ありませんが、ゆったり寝たい方は、セミダブル以上のサイズをご検討ください。
ふたりで1枚のふとんを使用する際は、暖かさの逃げを防ぐために、ダブルサイズ以上のサイズを選びましょう。
ふたりで1枚の掛けふとんを使う場合に小さく感じるかどうかは、体格や仲の良さにもよると思うので一概にこのサイズとは言いづらいですが、大きめのサイズを選んでもらった方が、片寄りによる不満や温かさが逃げることを防ぐことに繋がります。ただ大きすぎるサイズを選ぶと、重く感じることもあると思うのでその点は注意しましょう!
また、寝返りによるふとんからの離脱や、体温の感じ方は性別・個人差が影響し異なりますので、毛布を1枚ずつシングルサイズで用意し、羽毛掛けふとんはダブルサイズ以上のサイズをふたりで共有するという使い方もありますね。 毛布も綿毛布・カシミヤなど素材により暖かさが異なるので、実際に店頭で試してお好みの素材をチョイスしてください。
寒いと感じる方は、あったか敷きパッドなどを使い、下からの冷えを防ぐ+αのアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
お互いが心地良く眠れることを最優先に
パートナーと一緒に眠る場合の寝具選びについてご紹介しましたが、一番大切なことは「お互いしっかり眠れそうだと感じる寝具を選ぶこと」です。ひとりは硬い敷き寝具が好き、ひとりは柔らかい方が好きなど、好みが分かれた際にどちらかに合わせると、我慢した人の眠りの質が確実に落ちます。それは、掛けふとんでも同じこと。お互いがしっかり眠れる環境を整えることで、心も穏やかな状態を保つことができ、思いやりを持ち続けることにも繋がります。自分とパートナー、それぞれが心地良く眠ることができる寝具を話し合って選んでくださいね。
スリープマスター
富下 瞳
眠りのスペシャリスト「スリープマスター」は、nishikawa・日本睡眠科学研究所認定の資格取得者。眠りのメカニズムや、寝具についての知識を保有し、快適な睡眠環境づくりのアドバイスを行います。テレビ・ラジオ・雑誌など多方面のメディアで幅広く活躍しています。
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