ぐっすり眠ることってハッピー!フォトグラファー・花盛友里さんに訊く「幸せのお話」
nishikawaには、眠りをサポートするコンサルタント“スリープマスター”という資格があるんです。そのなかで2人の女性スリープマスターが結成したのが、睡眠の大切さを伝え、悩みを解決する“すやすや部”。この連載は、すやすや部の2人が、さまざまな職業の方のお仕事や人生といったパーソナリティに迫りつつ、ご自身の睡眠のアレコレについて伺う連載です。
今回は、寝起き姿にフォーカスした写真集『寝起き女子』『寝起き男子』を手がけるフォトグラファー・花盛友里さんにお話を伺いました!
フォトグラファー
花盛友里(はなもりゆり)さん
1983年、大阪府生まれ。中学生時代から写真の楽しさに目覚め、2009年よりフリーランスとして活動開始。女性誌や音楽誌、広告などで主にポートレートの撮影を手がける。二児のママとして撮影する家族の写真もInstagramで人気。写真集『寝起き女子』、『脱いでみた。』のほか、今年1月には撮り下ろしを加えて新しく生まれ変わった『寝起き女子 – girls in the morning –』、5月には『寝起き男子』を発売。
Instagram @yurihanamori
すやすや部:フォトグラファーとしてご活躍されている花盛さん。ふだんのお仕事では、どのような写真を撮られることが多いのですか?
花盛さん:今日は、サロンの広告撮影をしてきました。こうした広告のお仕事も多いし、ファッション雑誌の撮影や、ブランドのルックブックも撮ります。けっこう幅広いというか、写真の“何でも屋さん”。ただ、女性を撮ることが圧倒的に多いですね。毎日のように、女子ばっかり撮っています(笑)。
すやすや部:そして花盛さんといえば、やっぱり『寝起き女子』!2作の写真集を出され、寝起き姿の男子をとらえた『寝起き男子』も発売中ですね。そもそも寝起きの写真を撮り始めたきっかけは、何だったのでしょう?
花盛さん:若いころ、うちに泊まりに来ていた友だちの寝顔とか、寝起きの写真を撮り始めたのが最初です。のちに個展を開いたところ、寝起きの写真がやたらと多くて(笑)。そこから本格的に撮り始めましたね。友達の家にお邪魔して、インテリアや寝具も一緒に撮影して。女子のおうちで撮影するようになってから、より寝起きを撮る楽しさにハマりました。「こんな表情、なかなか見られへん!」って。
『寝起き女子』と、花盛さんの相棒であるカメラ。カメラストラップもかわいいです…!
すやすや部:寝起きの表情も寝具も、興味をそそられますよね。なかなか他人には見せない、秘密の部分だからでしょうか。
花盛さん:そうそう。プライベートを覗き見するようなワクワク感とか、嬉しさとか。だから私、女子のすっぴんを見るのも大好きです。雑誌や広告のお仕事でも、ほとんどのモデルさんはノーメイクで現場入りするので、居合わせたら「見ちゃった!」って嬉しくなる(笑)。寝起きの写真を撮ることも、同じような感覚です。同じというか、寝起きはもっとプライベートな表情。言うたら、すっぴんって、その子が寝坊したら見られます。「お化粧する時間がなくて!」って。だけど寝起きは、もっと特別で、究極です。
すやすや部の杉原も、撮影していただきました!
すやすや部:そうした寝起き姿のお写真も含め、花盛さんの撮る女の子って、とっても魅力的です。女の子をかわいく撮るコツ、教えてください!
花盛さん:もうね、私はめっちゃ褒めます(笑)。褒められることで気分が上がると、顔つきが変わってくるんです。あとは、撮らなさすぎず、撮りすぎないこと。数カットで終わりにしてしまうと「ホントに大丈夫なの?」と不安にさせてしまうし、反対に撮りすぎると「私のせいで終わらないのかな?」と思わせてしまうから。
すやすや部:なるほど。モデルさんたちのリラックスした表情は、そうした心遣いから引き出されていたのですね。
花盛さん:緊張をほぐしてあげることは、強く意識していますね。撮られるって、緊張しますもん。私も撮られる立場にまわると、めっちゃガチガチになります(笑)。その気持ちがわかるからこそ、いっぱい褒めるし、いっぱい話しかける。そして、撮影したカットはすぐ見せてあげます。「こんな素の顔、イヤや!」と言われても、「めっちゃかわいいから!」って。すると「この表情、オッケーなんや」って、もっと素敵な表情を見せてくれる。
すやすや部:すごい!単に緊張がほぐれるだけでなく、撮られている数分の間にも、自信が湧いてくるんですね。その自信が、かわいさに直結する、と。
花盛:そうそう。肯定されることで、自信が湧きます。それに「かわいい!」って言われたら、幸せな気持ちになれますよね。そういう内側からにじみ出るハッピーさが、人をさらに輝かせるんです。私、結婚情報誌の撮影もするんですけど、花嫁さんなんてその代表例ですね。
花盛さんに撮影していただいた杉原の写真。リラックスした表情です!
すやすや部:たしかに!花嫁さんは外見だけでなく、表情そのものがかわいいし、美しいですね。
花盛さん:そうでしょう!だから外見を磨くだけじゃなく、“自分が幸せになれる何か”を見つけるって、絶対に大事です。笑顔でいるだけで気持ちが上がるし、笑顔でいるだけでかわいくなれるから。私も辛いときには、無理矢理にでも口角を上げるようにしています。周囲にバレへんくらいの感じで、クッと(笑)。すると、ほんまに気分が上がります。
すやすや部:そのお話、ちょっと眠りにも通じますね。辛いことがあっても、お休み前には、ひとまずリセット。気持ちを切り替えたほうが、睡眠の質が上がるんです。就寝前に音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、眠りの時間に切り替えるためのスイッチを持っておくことがとても効果的なんですよ。
花盛さん:わー!眠りへの切り替えって、ほんまに苦手なんです!そのせいか、めっちゃ眠りが浅くて。子どもがいるので、21時にはベッドに入り、絵本の読み聞かせをしています。そのまま眠りにつくものの、夜中の2時くらいに目が覚めちゃうんですよ。目が覚めるというか、考えごとをしている自分に気づいて、起きていたことを自覚する感じ。そのまま明け方の5時くらいまで寝られません。だから日中、めっちゃ眠くて(苦笑)。
すやすや部:途中で目が覚めたとき、光を浴びたり、考えごとをしたりするなど、交感神経が高ぶるようなことをしてしまうと、もう一度眠りにつきづらくなります。それに花盛さんのお話を聞くと、体は休んでいる状態にあるのに、脳は働いているような状態。眠りが浅いんですね。
花盛さん:そうだと思います。でも、これでも改善されたほうなんです。子どもが生まれる前は、もっと寝付きが悪かったから。絵本の読み聞かせを始めたことで、眠りに入るためのサイクルが作れたのかもしれません。でも、ダメですね。3・4時間くらいで起きちゃう。毎日ではないものの、けっこう辛いです(苦笑)。
すやすや部:息子さんの就寝後にもできる、再び眠るためのスイッチを持つと良さそうですね。たとえばアロマはオススメです。ラベンダーやオレンジの香りは副交感神経に作用し、脳の高ぶりを押さえてくれます。そして、枕を見直すことも大切です。身体に合ったオーダーメイドのものを使うと、かなり違うと思いますよ!
花盛さん:オーダーメイドの枕、気になっていたんです。羽毛の枕を使っているものの、どうにも高さが足りなくて。羽毛のものにキッズ用の枕を重ね、2重にしています。でも寝ているうちにズレてくるから、もう〜って困っていて(笑)。
すやすや部:そのイラつき、ぜひとも解消しましょう(笑)!nishikawaでは、オーダーメイドが可能なお店の多くに、私のようなスリープマスターが常駐し、細かな測定とフィッティングを行っています。高さはもちろん、首のカーブ、横向きになったときの具合まで調整するので、安眠を妨げる枕の不快感が、きっと取り除けるはずです。
花盛さん:そこまで細かく調整できるんですね。これはちょっと、本気で考えてみようかな。一晩中、一度も起きることなく眠れた夜はほんまにハッピーですもん。朝起きたときに「めっちゃ眠れた!」って、幸せをかみしめちゃうくらいに(笑)。よりハッピーになるためにも、オーダーメイド枕を真剣に検討してみます!
今回の取材では、光栄なことに花盛さんに写真を撮っていただきました。撮影時にも、お話の最中にも感じたことですが、花盛さんは本当に気遣いの方。誰かの気持ちを読み取る、優しく繊細な感性が、素敵な写真を生み出しているんだと思いました。
その一方で繊細な方は、少しの物音にも敏感に反応して目覚めてしまい、眠りが浅くなりがちです。nishikawaの枕が、花盛さんの安眠をお手伝いできますように…。そしてみなさんにも、安眠が訪れますように。
そんな祈りを込めながら、今夜もぐっすり、おやすみなさい。
nishikawaスリープマスター・アロマテラピーアドバイザー
杉原桃菜
nishikawa・日本睡眠科学研究所認定のスリープマスター。社内では主に販売員教育などを担当しているほか、全国で眠りに関するセミナーや寝具選びのコンサルティング、快適な睡眠環境づくりのアドバイスを行う。現在、ラジオ番組「磯山さやかのGoodナイト!Goodトーク!」(ニッポン放送)に出演中。
今回は、寝起き姿にフォーカスした写真集『寝起き女子』『寝起き男子』を手がけるフォトグラファー・花盛友里さんにお話を伺いました!
フォトグラファー
花盛友里(はなもりゆり)さん
1983年、大阪府生まれ。中学生時代から写真の楽しさに目覚め、2009年よりフリーランスとして活動開始。女性誌や音楽誌、広告などで主にポートレートの撮影を手がける。二児のママとして撮影する家族の写真もInstagramで人気。写真集『寝起き女子』、『脱いでみた。』のほか、今年1月には撮り下ろしを加えて新しく生まれ変わった『寝起き女子 – girls in the morning –』、5月には『寝起き男子』を発売。
Instagram @yurihanamori
寝起きの顔は、すっぴんより特別な“秘密の花園”
すやすや部:フォトグラファーとしてご活躍されている花盛さん。ふだんのお仕事では、どのような写真を撮られることが多いのですか?
花盛さん:今日は、サロンの広告撮影をしてきました。こうした広告のお仕事も多いし、ファッション雑誌の撮影や、ブランドのルックブックも撮ります。けっこう幅広いというか、写真の“何でも屋さん”。ただ、女性を撮ることが圧倒的に多いですね。毎日のように、女子ばっかり撮っています(笑)。
すやすや部:そして花盛さんといえば、やっぱり『寝起き女子』!2作の写真集を出され、寝起き姿の男子をとらえた『寝起き男子』も発売中ですね。そもそも寝起きの写真を撮り始めたきっかけは、何だったのでしょう?
花盛さん:若いころ、うちに泊まりに来ていた友だちの寝顔とか、寝起きの写真を撮り始めたのが最初です。のちに個展を開いたところ、寝起きの写真がやたらと多くて(笑)。そこから本格的に撮り始めましたね。友達の家にお邪魔して、インテリアや寝具も一緒に撮影して。女子のおうちで撮影するようになってから、より寝起きを撮る楽しさにハマりました。「こんな表情、なかなか見られへん!」って。
『寝起き女子』と、花盛さんの相棒であるカメラ。カメラストラップもかわいいです…!
すやすや部:寝起きの表情も寝具も、興味をそそられますよね。なかなか他人には見せない、秘密の部分だからでしょうか。
花盛さん:そうそう。プライベートを覗き見するようなワクワク感とか、嬉しさとか。だから私、女子のすっぴんを見るのも大好きです。雑誌や広告のお仕事でも、ほとんどのモデルさんはノーメイクで現場入りするので、居合わせたら「見ちゃった!」って嬉しくなる(笑)。寝起きの写真を撮ることも、同じような感覚です。同じというか、寝起きはもっとプライベートな表情。言うたら、すっぴんって、その子が寝坊したら見られます。「お化粧する時間がなくて!」って。だけど寝起きは、もっと特別で、究極です。
「かわいい!」は、女の子を幸せにする魔法の言葉
すやすや部の杉原も、撮影していただきました!
すやすや部:そうした寝起き姿のお写真も含め、花盛さんの撮る女の子って、とっても魅力的です。女の子をかわいく撮るコツ、教えてください!
花盛さん:もうね、私はめっちゃ褒めます(笑)。褒められることで気分が上がると、顔つきが変わってくるんです。あとは、撮らなさすぎず、撮りすぎないこと。数カットで終わりにしてしまうと「ホントに大丈夫なの?」と不安にさせてしまうし、反対に撮りすぎると「私のせいで終わらないのかな?」と思わせてしまうから。
すやすや部:なるほど。モデルさんたちのリラックスした表情は、そうした心遣いから引き出されていたのですね。
花盛さん:緊張をほぐしてあげることは、強く意識していますね。撮られるって、緊張しますもん。私も撮られる立場にまわると、めっちゃガチガチになります(笑)。その気持ちがわかるからこそ、いっぱい褒めるし、いっぱい話しかける。そして、撮影したカットはすぐ見せてあげます。「こんな素の顔、イヤや!」と言われても、「めっちゃかわいいから!」って。すると「この表情、オッケーなんや」って、もっと素敵な表情を見せてくれる。
すやすや部:すごい!単に緊張がほぐれるだけでなく、撮られている数分の間にも、自信が湧いてくるんですね。その自信が、かわいさに直結する、と。
花盛:そうそう。肯定されることで、自信が湧きます。それに「かわいい!」って言われたら、幸せな気持ちになれますよね。そういう内側からにじみ出るハッピーさが、人をさらに輝かせるんです。私、結婚情報誌の撮影もするんですけど、花嫁さんなんてその代表例ですね。
辛いことは無理にでもリセット!笑顔と安眠の共通点!?
花盛さんに撮影していただいた杉原の写真。リラックスした表情です!
すやすや部:たしかに!花嫁さんは外見だけでなく、表情そのものがかわいいし、美しいですね。
花盛さん:そうでしょう!だから外見を磨くだけじゃなく、“自分が幸せになれる何か”を見つけるって、絶対に大事です。笑顔でいるだけで気持ちが上がるし、笑顔でいるだけでかわいくなれるから。私も辛いときには、無理矢理にでも口角を上げるようにしています。周囲にバレへんくらいの感じで、クッと(笑)。すると、ほんまに気分が上がります。
すやすや部:そのお話、ちょっと眠りにも通じますね。辛いことがあっても、お休み前には、ひとまずリセット。気持ちを切り替えたほうが、睡眠の質が上がるんです。就寝前に音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、眠りの時間に切り替えるためのスイッチを持っておくことがとても効果的なんですよ。
花盛さん:わー!眠りへの切り替えって、ほんまに苦手なんです!そのせいか、めっちゃ眠りが浅くて。子どもがいるので、21時にはベッドに入り、絵本の読み聞かせをしています。そのまま眠りにつくものの、夜中の2時くらいに目が覚めちゃうんですよ。目が覚めるというか、考えごとをしている自分に気づいて、起きていたことを自覚する感じ。そのまま明け方の5時くらいまで寝られません。だから日中、めっちゃ眠くて(苦笑)。
すやすや部:途中で目が覚めたとき、光を浴びたり、考えごとをしたりするなど、交感神経が高ぶるようなことをしてしまうと、もう一度眠りにつきづらくなります。それに花盛さんのお話を聞くと、体は休んでいる状態にあるのに、脳は働いているような状態。眠りが浅いんですね。
花盛さん:そうだと思います。でも、これでも改善されたほうなんです。子どもが生まれる前は、もっと寝付きが悪かったから。絵本の読み聞かせを始めたことで、眠りに入るためのサイクルが作れたのかもしれません。でも、ダメですね。3・4時間くらいで起きちゃう。毎日ではないものの、けっこう辛いです(苦笑)。
一晩中安眠したいから!オーダーメイド枕のススメ
すやすや部:息子さんの就寝後にもできる、再び眠るためのスイッチを持つと良さそうですね。たとえばアロマはオススメです。ラベンダーやオレンジの香りは副交感神経に作用し、脳の高ぶりを押さえてくれます。そして、枕を見直すことも大切です。身体に合ったオーダーメイドのものを使うと、かなり違うと思いますよ!
花盛さん:オーダーメイドの枕、気になっていたんです。羽毛の枕を使っているものの、どうにも高さが足りなくて。羽毛のものにキッズ用の枕を重ね、2重にしています。でも寝ているうちにズレてくるから、もう〜って困っていて(笑)。
すやすや部:そのイラつき、ぜひとも解消しましょう(笑)!nishikawaでは、オーダーメイドが可能なお店の多くに、私のようなスリープマスターが常駐し、細かな測定とフィッティングを行っています。高さはもちろん、首のカーブ、横向きになったときの具合まで調整するので、安眠を妨げる枕の不快感が、きっと取り除けるはずです。
花盛さん:そこまで細かく調整できるんですね。これはちょっと、本気で考えてみようかな。一晩中、一度も起きることなく眠れた夜はほんまにハッピーですもん。朝起きたときに「めっちゃ眠れた!」って、幸せをかみしめちゃうくらいに(笑)。よりハッピーになるためにも、オーダーメイド枕を真剣に検討してみます!
今回の取材では、光栄なことに花盛さんに写真を撮っていただきました。撮影時にも、お話の最中にも感じたことですが、花盛さんは本当に気遣いの方。誰かの気持ちを読み取る、優しく繊細な感性が、素敵な写真を生み出しているんだと思いました。
その一方で繊細な方は、少しの物音にも敏感に反応して目覚めてしまい、眠りが浅くなりがちです。nishikawaの枕が、花盛さんの安眠をお手伝いできますように…。そしてみなさんにも、安眠が訪れますように。
そんな祈りを込めながら、今夜もぐっすり、おやすみなさい。
nishikawaスリープマスター・アロマテラピーアドバイザー
杉原桃菜
nishikawa・日本睡眠科学研究所認定のスリープマスター。社内では主に販売員教育などを担当しているほか、全国で眠りに関するセミナーや寝具選びのコンサルティング、快適な睡眠環境づくりのアドバイスを行う。現在、ラジオ番組「磯山さやかのGoodナイト!Goodトーク!」(ニッポン放送)に出演中。
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