カテゴリ:眠り
寝具も衣替え!?お布団屋さんの収納術を伝授!
長かった夏も終わり、本格的な秋冬シーズンが到来!お洋服と同様に、寝具も衣替えの季節です。
そこで今回は、本格的な寒さを迎える前に知っておきたい秋冬用寝具のそろえ方から、多くの人が悩まされる寝具の収納方法、さらには暑さと寒さの調整が難しい季節の変わり目の乗り換え方まで、「寝具の衣替え」にまつわるお悩みをnishikawaのスリープマスター・杉原がズバッと解決いたします!
昔ながらの綿布団をお好みの方もいますが、快適な眠りを思えば、やはり羽毛布団がおすすめ。羽毛布団と比較し、湿気を溜めこみやすく重さがあるのが綿布団。この重さがカラダの動きを制限し、寝返りが打ちづらくなってしまうことがあるんです。
最低気温が20度を下回り始めたら、そろそろ羽毛布団の出番!羽毛布団1枚で快適に眠れる目安は、室温15度前後。より室温が下がり、10度前後になってきたら、毛布をプラスしましょう。毛布をプラスすることで布団の中に空気の層ができ、体内から放出される熱をしっかりキャッチ。保温性が高まり、あたたかく眠れます。
また、肌に触れるシーツや布団カバーも秋冬用に衣替えすると、よりポカポカに!
シーツは起毛タイプがオススメですが、特に注意したいのが布団カバーです。せっかくの羽毛布団も布団カバーが重くては、羽毛がつぶれてしまいます。デザイン重視で選ばれることの多い布団カバーですが、ぜひ、軽さにも注目してくださいね!
夏にはタオルケット1枚で眠っていた方が多いと思いますが、収納前に行いたいのがパイルの確認です。タオルケットはその名の通り、タオル地でできています。パイルの輪っかに爪などが引っかかり、糸が伸びてしまうことがあるため、衣替えのタイミングで全体をチェック!糸が伸びている部分を見つけたら、決して引っ張らずにその糸を根元からカットしましょう。そのまま放置しては見た目も悪く、さらに糸が伸びてきてしまいます。
そしてタオルケットに限らず、収納前にお洗濯をするのが衣替えの基本!特に肌に直接触れるタオルケットは汗をダイレクトに吸収しているため、欠かさずお洗濯をし、湿気を取ることが大切です。
ちなみに夏には、肌掛けの羽毛布団を使用されている方もいますよね。
ご家庭で洗濯できるタイプも少なくありませんが、そこで注意したいのが洗剤です。羽毛はタンパク質を主成分としているため、一般的な洗濯洗剤に多い弱アルカリ性洗剤はNG!弱アルカリ性洗剤で洗うと羽毛がかたまり、ゴワつきの原因に。これを避けるには「おしゃれ着洗い」と呼ばれる、中性洗剤で洗いましょう!
内部が密閉状態となる圧縮袋には、湿気の逃げどころがありません。収納前にしっかり乾燥させたつもりでも、寝具に残った湿気がカビの原因に!特に羽毛布団に関しては、圧縮されることで羽毛がつぶれてしまい、特有のふわふわ感が戻らなくなることもあるんです。
そこでオススメしたいのが、寝具屋さんのたたみ方!
布団の収納時にはを四つ折りにするのが定番ですが、実は寝具屋さんでは、三つ折り×三つ折りが基本!長方形の布団を、まずはタテに三つ折り。この状態から、さらにヨコに三つ折りにすると、とてもコンパクトになるんです!
このコンパクトな状態をキープするため、折りたたんだ布団は、不要になったシーツや秋冬には使用しない夏用シーツでくるんでしまいましょう。形が制限された収納ケースにしまうよりもお手軽かつ、シーツでくるむことから通気性も抜群です!
さらにはコンパクトな状態のまま安定性もアップし、押し入れやクローゼットのデッドスペースを活用した、タテ収納も可能に!ただし収納の内部に湿気がこもっていては、やはりカビの原因に。お掃除のたびに押し入れやクローゼットを開け放すなど、換気の習慣をつけてくださいね!
圧縮袋を使用していない場合でも、長く収納されていた羽毛布団は、内部の羽毛が完全に開いていない状態。特有のふわふわとしたボリューム感を復活させるためには布団の端を持ち、パタパタと振るようにして、内部に空気を送り込んでください。この動作を布団の全体に行うとボリューム感が戻り、中の羽毛が均等に広がりますよ!
とは言え、なかなか気候が定まらないのが季節の変わり目。
衣替えをしたものの寝苦しさを感じる夜には、空調を活用するのも、ひとつの手。秋冬は空気が乾燥してくるため、活用すべきは除湿ではなく送風機能。ただし、秋冬ともなれば早朝の気温は低いため、タイマーをかけることを忘れないでくださいね!
また、毛布をプラスするには暑いし、ないと早朝の寒さが心配……なんてときには、ブランケットの活用をおすすめします。マフラーや靴下がそうであるように、冷え対策には、首・肩口・足元を温めるのが効果的。睡眠時も同様に、冷えが気になる部分にブランケットをプラスしてみましょう。すると軽やかにあたたかさを感じられ、季節の変わり目を快適に乗り越えられるはずですよ!
そこで今回は、本格的な寒さを迎える前に知っておきたい秋冬用寝具のそろえ方から、多くの人が悩まされる寝具の収納方法、さらには暑さと寒さの調整が難しい季節の変わり目の乗り換え方まで、「寝具の衣替え」にまつわるお悩みをnishikawaのスリープマスター・杉原がズバッと解決いたします!
秋冬の快適な眠りには、やっぱり羽毛布団!
秋冬には「掛け布団×毛布」の組み合わせが定番ですが、快眠のためには保温力と軽さを両立させることが大事。その両方を兼ね備えた掛け布団といえば、羽毛布団です。昔ながらの綿布団をお好みの方もいますが、快適な眠りを思えば、やはり羽毛布団がおすすめ。羽毛布団と比較し、湿気を溜めこみやすく重さがあるのが綿布団。この重さがカラダの動きを制限し、寝返りが打ちづらくなってしまうことがあるんです。
最低気温が20度を下回り始めたら、そろそろ羽毛布団の出番!羽毛布団1枚で快適に眠れる目安は、室温15度前後。より室温が下がり、10度前後になってきたら、毛布をプラスしましょう。毛布をプラスすることで布団の中に空気の層ができ、体内から放出される熱をしっかりキャッチ。保温性が高まり、あたたかく眠れます。
また、肌に触れるシーツや布団カバーも秋冬用に衣替えすると、よりポカポカに!
シーツは起毛タイプがオススメですが、特に注意したいのが布団カバーです。せっかくの羽毛布団も布団カバーが重くては、羽毛がつぶれてしまいます。デザイン重視で選ばれることの多い布団カバーですが、ぜひ、軽さにも注目してくださいね!
タオルケットの収納前には糸の伸びを確認
準備すべき秋冬の寝具をチェックしたところで、いよいよ、寝具の衣替え!夏にはタオルケット1枚で眠っていた方が多いと思いますが、収納前に行いたいのがパイルの確認です。タオルケットはその名の通り、タオル地でできています。パイルの輪っかに爪などが引っかかり、糸が伸びてしまうことがあるため、衣替えのタイミングで全体をチェック!糸が伸びている部分を見つけたら、決して引っ張らずにその糸を根元からカットしましょう。そのまま放置しては見た目も悪く、さらに糸が伸びてきてしまいます。
そしてタオルケットに限らず、収納前にお洗濯をするのが衣替えの基本!特に肌に直接触れるタオルケットは汗をダイレクトに吸収しているため、欠かさずお洗濯をし、湿気を取ることが大切です。
ちなみに夏には、肌掛けの羽毛布団を使用されている方もいますよね。
ご家庭で洗濯できるタイプも少なくありませんが、そこで注意したいのが洗剤です。羽毛はタンパク質を主成分としているため、一般的な洗濯洗剤に多い弱アルカリ性洗剤はNG!弱アルカリ性洗剤で洗うと羽毛がかたまり、ゴワつきの原因に。これを避けるには「おしゃれ着洗い」と呼ばれる、中性洗剤で洗いましょう!
羽毛布団の保管には “寝具屋さんのたたみ方”!
衣替えのたびにネックとなるのが、寝具の収納場所。省スペースのため、布団用の圧縮袋を利用されている方も多いと思いますが、実はおすすめできません。内部が密閉状態となる圧縮袋には、湿気の逃げどころがありません。収納前にしっかり乾燥させたつもりでも、寝具に残った湿気がカビの原因に!特に羽毛布団に関しては、圧縮されることで羽毛がつぶれてしまい、特有のふわふわ感が戻らなくなることもあるんです。
そこでオススメしたいのが、寝具屋さんのたたみ方!
布団の収納時にはを四つ折りにするのが定番ですが、実は寝具屋さんでは、三つ折り×三つ折りが基本!長方形の布団を、まずはタテに三つ折り。この状態から、さらにヨコに三つ折りにすると、とてもコンパクトになるんです!
このコンパクトな状態をキープするため、折りたたんだ布団は、不要になったシーツや秋冬には使用しない夏用シーツでくるんでしまいましょう。形が制限された収納ケースにしまうよりもお手軽かつ、シーツでくるむことから通気性も抜群です!
さらにはコンパクトな状態のまま安定性もアップし、押し入れやクローゼットのデッドスペースを活用した、タテ収納も可能に!ただし収納の内部に湿気がこもっていては、やはりカビの原因に。お掃除のたびに押し入れやクローゼットを開け放すなど、換気の習慣をつけてくださいね!
送風とブランケットで季節の変わり目対策!
最後は、秋冬に欠かせない、羽毛布団を使い始める前のポイントです!圧縮袋を使用していない場合でも、長く収納されていた羽毛布団は、内部の羽毛が完全に開いていない状態。特有のふわふわとしたボリューム感を復活させるためには布団の端を持ち、パタパタと振るようにして、内部に空気を送り込んでください。この動作を布団の全体に行うとボリューム感が戻り、中の羽毛が均等に広がりますよ!
とは言え、なかなか気候が定まらないのが季節の変わり目。
衣替えをしたものの寝苦しさを感じる夜には、空調を活用するのも、ひとつの手。秋冬は空気が乾燥してくるため、活用すべきは除湿ではなく送風機能。ただし、秋冬ともなれば早朝の気温は低いため、タイマーをかけることを忘れないでくださいね!
また、毛布をプラスするには暑いし、ないと早朝の寒さが心配……なんてときには、ブランケットの活用をおすすめします。マフラーや靴下がそうであるように、冷え対策には、首・肩口・足元を温めるのが効果的。睡眠時も同様に、冷えが気になる部分にブランケットをプラスしてみましょう。すると軽やかにあたたかさを感じられ、季節の変わり目を快適に乗り越えられるはずですよ!
nishikawaスリープマスター・アロマテラピーアドバイザー
杉原桃菜
nishikawa・日本睡眠科学研究所認定のスリープマスター。社内では主に販売員教育などを担当しているほか、全国で眠りに関するセミナーや寝具選びのコンサルティング、快適な睡眠環境づくりのアドバイスを行う。
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