寝具改善運動を提唱

健全な生活のために…

旧・京都西川が取組む最も大切な事業が『寝具改善運動』である。
戦後間もない昭和23年、当時の社長吉川四郎は「健全な生活のためには、人生の3分の1を占める睡眠が重要である。家庭の主婦は睡眠とそれを支える寝具をもっと研究しなければならない」と提唱し、昭和27年、全国寝具改善指導研究会を設立し、初代委員長に就任した。
この寝具改善運動は寝具を販売するだけではなく、生活者の生活改善・文化向上を目的とした啓蒙活動である。終戦後の食糧や物資がない貧しい時代から「国民の生活向上・改善のためには健やかな生活が大切であり、そのために食事とともに睡眠、それを支える寝具が大切である」を訴えてきた。寝具改善運動は、常に生活者に直接語りかけ、生活振りや悩みを掌握しながら、新しい時代のニーズを掴みとり、新時代の生活の糧となる提案を行う。そしてモノづくりに込めた想いを語りながら、お客様のもとに生活の文化をお届けしてきた。こうして多くのお客様がローズ製品に満足し、その使用感・デザイン、そしてローズ製品があるライフスタイルのファンになったのである。

消費者に直接語りかける寝具改善運動
全国の多くの方々が京都に集まった
全国寝具改善指導本部 全国大会