企業・団体向け導入実績

日本工学院ミュージックカレッジ蒲田校

日本工学院では、学園創設76年の歴史ある総合専門学校。クリエイター、デザイン、ミュージック、IT、テクノロジー、スポーツ・医療という6カレッジ34学科99の専門分野を網羅。ミュージックカレッジ蒲田校は、ミュージックアーティスト科、音響芸術科、コンサート・イベント科、ダンスパフォーマンス科の4学科を設置している。国内有数のコンサートプロモーターほか、多数の企業と提携し、多くの卒業生がコンサートや音楽業界スタッフや、ミュージシャン・ダンサーとして活躍している。

日本工学院ミュージックカレッジ

1年生約100名に対して、
nishikawaの快眠セミナーと寝具体験を取り入れました。

(写真左から) 河口天留希さま(ボーカルコース) 志鎌 克彦さま
(日本工学院専門学校
ミュージックカレッジミュージックアーティスト科 主任)
青柳せりあさま
(サウンドクリエーターコース)
河口天留希さま 志鎌 克彦さま 青柳せりあさま

1.実施概要

ミュージックアーティスト科の1年生 約100名に対して、授業の時間を活用し、睡眠の重要性を伝えるセミナーを開催しました。

日本工学院専門学校 ミュージックカレッジ ミュージックアーティスト科の1年生 約100名に対して、「良い眠りをつくる3つの要素」というタイトルのもと、nishikawaの快眠セミナーを開催いたしました。

睡眠の重要性やメカニズムに加え、良い眠りのために出来る事などについてセミナーを行ったあと、マットレスの寝比べ体験やまくらの高さ測定を行いました。楽しみながら参加できる体験型にすることで、学生の意欲的な参加を促すことが出来ました。

2.実施に至った経緯

・なぜ快眠セミナーを実施しようと思ったのか
志鎌:昨年入学して間もない学生が、睡眠不足で倒れるということがありました。その学生は、「まず睡眠を削って、創作時間を確保する」と思っていたようです。睡眠不足は、音楽業界の慢性的な問題であり「睡眠を削って、創作活動をする」風潮が根強くあります。学生がそれをマネしてしまう事もショックでしたが、倒れてしまった事は、物凄くショックな出来事でした。学生たちは「寝ない方が曲が創れる」「夜中の方が冴える」という思い込みがある為、寝ずに作業を続けてしまうのです。実際、倒れた学生は、翌日曲作りに取り掛かろうとしましたが集中できず、その翌日も、翌々日も創作活動に戻れなかった様です。「二度と学生にそういう思いをさせてはいけない」と強く考えさせられました。学生のマインドを改善して、日頃から睡眠に気を使う生活、毎日好きなことに集中できる生活を学生たちが送れる様に、今回セミナーを依頼させて頂きました。
・なぜnishikawaに依頼しようと思ったのか
志鎌:最初のきっかけは、ドラッグストアで見かけた『疲労』というタイトルの、ソファでぐったりしているクマが表紙の冊子との出会いです。「疲労を抱えて頑張っている皆さんはヒーロー(HERO)」と書いてあり、疲労について再認識させてくれる内容でした。西川株式会社の睡眠についての内容が、楽しく、分かり易く、情報満載でした。こんな楽しい冊子を制作する会社ならアーティストの気持ちを分かってくれるはず!と思って、翌日には連絡させて頂きました。私の話を聞いて頂いた担当者のお話もとても面白くて、一般人では知り得ない新しい睡眠の常識を知ることが出来ました。御社で行っている「パワーナップタイム」「ちょっと寝ルーム」など、業務の一部に睡眠を組み込んでいる社風も素晴らしいなと感じました。

3.実施した結果

・普段の睡眠、意識していること
河口:睡眠の仕方は意識していませんが、掛け布団を重めにしたり、マットレスは自分に合った柔らかめにしたりと寝具にはこだわっています。睡眠時間に関しては、上京してきた不安からか、たまに眠れない時も少しあります。
青柳:私は何も意識しておらず、「眠くなったら寝る」という生活をしています。パンダのぬいぐるみを枕にしているくらい、寝具にも全然こだわりがないです。そのせいで首が痛くなる時もあるので、枕を見直さないといけないなと思いました。
・セミナーの感想、今後やっていきたいこと
河口:セミナーに参加をして、睡眠の状態や寝方について考え方が変わりました。すぐ眠りについてしまうのも良くないなど、睡眠の仕方についても知ることができました。今後は、自分の部屋に香りを取り入れてみるなど、部屋の環境を変えていきたいなと思います。
青柳:平日と休日の睡眠時間の差があることなど、睡眠するにあたって「良くないこと」に当てはまってしまったことが多いことに気づきました。まずは、枕(パンダのぬいぐるみ)を変えること。そして寝る前に聴く音楽を、自分の好きなうるさい音楽から、自然音を取り入れたものへ変えていきたいです。
・睡眠を良くして今後やっていきたいこと
河口:休日の睡眠時間が長く、13時間くらい寝てしまった時は、時間が勿体なく感じていました。逆に平日の睡眠時間が短いので、休日の時間を平日の睡眠時間として確保していきたいです。
青柳:「この時間から睡眠を取ろう」という規則正しい時間を決めて、寝不足の影響を減らしたいと考えています。

4.今後の展望

・今後はどうしていきたいか、展望
志鎌:学生達の今回のセミナーに対する反応は予想以上に良かったです!学生たちは、睡眠をどう扱ってよいか分からなかったのだなと強く感じました。これからは、「日本工学院のミュージックアーティスト科は睡眠をとても大事にしている学科である。」と入学した学生や、これから入学する高校生たちにも睡眠の大事さを伝えたいです。眠りを大事にする文化を継続させて、学校から睡眠、生活習慣を大切にするヒットアーティストが生まれたら最高だと思っています。「アーティストを目指す上で一番大事なことは、ベッドに入る時間を決めること」、「睡眠時間をしっかり確保すること」であると伝いたい。よいパフォーマンスは、よい睡眠に支えられているということを伝えたいです。健康で自立できる人間を育てる教育機関として、自信をもって睡眠の重要性を世の中に発信できる学科でありたいと思っています。学生たちにとって、気づきの多いセミナーをありがとうございました!