共同研究

産・官・学各界の研究者と推進している
共同研究の成果をご紹介します。

西川の4層特殊立体構造マットレスが及ぼす睡眠への影響を脳波解析で科学的に検証
-最も深い眠り“徐波睡眠”が長く持続-

■研究概要

西川は、筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構長(WPI-IIIS)の機構長である柳沢正史教授と共に、西川の4層特殊立体構造マットレスが及ぼす睡眠への影響を、睡眠時の脳波解析などによって科学的に検証。

■サマリー

①睡眠の中で最も深い眠りの持続時間拡大
②最も深い睡眠時の脳波が増加

■研究結果

  • ①最も深い眠りの持続時間拡大

    睡眠中は、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返している。ノンレム睡眠の中でも最も深い睡眠を“徐波睡眠”と言い、徐波睡眠の増減は睡眠の質の評価の対象の一つとされている。通常は、徐波睡眠という深い睡眠に入っても、浅い眠りとの間を行き来することがあり、徐波睡眠が分断されることがある。しかし今回の実験においては、徐波睡眠の平均値が長くなり、持続時間が拡大した。徐波睡眠の分断改善の可能性が示唆された。4層特殊立体構造マットレスを使用したことにより、睡眠の質の改善が見られた。

  • ①最も深い眠りの持続時間拡大
  • ②最も深い睡眠時の脳波が増加

    デルタパワー(徐波量)とは、徐波睡眠時に放出されるゆっくりした脳波の振幅のことを指す。今回の実験では、ノンレム睡眠時の総デルタパワーが増加した。徐波の振幅の拡大は、より深い睡眠が持続的にもたらされていることを意味する。記憶や技能の固定には、高デルタパワーの徐波睡眠が必要であることが分かっている。4層特殊立体構造マットレスを使用したことにより、デルタパワーという観点から睡眠の質の向上が裏付けされた。
    デルタパワーには記憶の固定に効果があるとされるが、その効果については未だ解明されていないことが多い。今後、更なる研究の余地がある。

  • ②最も深い睡眠時の脳波が増加

<専門家コラム ①生活習慣から良い睡眠を>

睡眠については未だに解明されていないことが多く、実は「良い睡眠とは」に答えることは非常に難しいです。しかし、生活の中で改善できることが三つあります。まず一つ目は、絶対的に必要な睡眠時間を確保することです。世の中に出回っているような、短い睡眠時間で済ませる方法は有り得ません。必要睡眠量には個人差がありますが、成人の場合、殆どの人は毎晩6〜8時間の睡眠を必要としています。二つ目は、毎日の睡眠の規則性を保つことです。理想的には、毎日の就寝起床時刻のバラツキを±30分以内に収めたいものです。休日に寝だめする人がいますが、これはソーシャルジェットラグと言われるように自ら時差ボケを作り出しているので良くありません。三つ目は、五感に優しい睡眠の環境を作り出すことです。暗いこと、静かなこと、適度な温度湿度を保つこと。睡眠時にエアコンを切る人が多いですが、これは間違いです。風が身体に直接当たることは良くないですが、空間の気温を一定に保つために、夏も冬もエアコンはつけたままにしたほうが快適に眠ることができます。
(柳沢正史教授より)

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