マンガでわかる タオル開発物語 〜しあわせの今治ガーゼ編〜
2018.05.01
作る“やさしさへ、おかえりなさい”――これは<しあわせの今治ガーゼ>のキャッチコピー。
なぜ「おかえりなさい」かというと、子どものころガーゼに包まれた感覚を、また感じていただきたいから。使うことで心が温まる、そんなこだわりが詰まった<しあわせの今治ガーゼ>の開発秘話に迫ります。
<しあわせの今治ガーゼ>開発秘話
「安心して使える国産のガーゼタオルが欲しい」というお客さまの声を受けて、開発がスタートしました。職人さんの技術力はもちろん、糸を染めるにも、織り上がった生地を風合い良く仕上げるにも、タオル作りにはきれいな水が欠かせません。そこで、適した水資源がある国内最大規模のタオル産地・今治の職人さんの力をお借りしました。
もうひとつ、「赤ちゃんからお年寄りまで世代を超えて親しまれるタオル」というのが新商品を開発する条件。それぞれが好きな種類を選べるように、素材×デザインを組み合わせて18種類(6素材×3色)のタオルを作りました。ですので、6種類の素材の差をどう出すかという点にもかなり苦労しています。
大変だった点
実はブランドのネーミング決定には、とても時間がかかっています!まず「今治産のガーゼ」であることが一番の売りなので、「今治」は外せない。赤ちゃんにも年配の方にも使ってもらえるような親しみやすいネーミングで、かつ市場にない名前にしたい。そんなことを考えながら、何度も話し合いを重ねた末に決定したのが<しあわせの今治ガーゼ>というネーミングでした。
<しあわせの今治ガーゼ>を使う人がしあわせになる。使っているシーンを想像して、贈る人もしあわせになる。使う人、贈る人がともにしあわせを感じることで、作り手もしあわせになる──このタオルでみんなをしあわせにしたい!そんなメッセージが込められているんです。
担当者の「これも言いたい!」ポイント
目指すは“日本人が使い慣れている”柔らかいタオル!
お客さまが重視する「柔らかさ」にこだわりました。しかしガーゼのような織物は、柄と肌触りが連動するので、柔らかな風合いを保ちつつ親しまれる色柄を実現するのに、かなり苦戦…。それでもお客さまに喜んでいただくために、こだわって完成させました。また、西川のフェイスタオルは短い(34×75㎝)というお客さまの声にも対応して、日本人が使い慣れている手ぬぐいサイズ(34×90㎝)にしました。
ラベルカードの形にもこだわりが
タオルについているラベルカードが、八角形になっていることにお気づきでしょうか?「八」という文字は古くから末広がりの象徴であり、しあわせのシンボルとされています。ネーミングだけでなく、タオルに付けられたラベルカードにも、しあわせを祈る想いが込められているんですよ。
■今回のタオルはコレ!
<しあわせの今治ガーゼ>
※商品名・価格は記事公開時点のものです。