マンガでわかる タオル開発物語 〜moussepuff(ムースパフ)編〜
2018.04.03
作る洗うたびに“ちょっと、おどろき”を感じるボリューム。“100回洗ってもふわふわ”をテーマに作られたのが、<moussepuff(ムースパフ)>です。
南フランスの暮らしをイメージした配色がさわやかな、洗濯すればするほどボリューム感がアップする<moussepuff>の開発秘話に迫ります。
<moussepuff>開発秘話
お客さまからよく「何度か洗うとへたってしまい、吸収力が落ちる」という声をいただいていたんです。そこで<moussepuff>は“100回洗ってもふわふわ”をテーマに、洗濯すればするほどボリューム感がアップするタオルを目指して作りました。毛羽落ちの少なさ、へたりにくさが自慢で、柔軟剤がなくても“いつもふっくら”が続くんですよ。
また東京西川のタオルは、デザインにもこだわっています。南フランスの暮らしをイメージしたカラーを採用し、見た目にも“ちょっと、おどろき”を演出しました。
大変だった点
“100回洗ってもふわふわ”なタオルにするため、パイルの長さをどうするか、どのくらいの密度で織るのかなど、試行錯誤を重ねました。パイルを短くしすぎるとふんわり感があまり出ず、長くしすぎると何百回もの洗濯に素材が耐えられません。ちょうど良い長さと密度を探って、何度も試作を繰り返しました。
ほかにも、ストライプのデザインを入れることも決定していたので、買いやすい値段でかわいいデザインを実現することにもこだわっています。さまざまな色合いの糸を合わせることで、この<moussepuff>が完成しました。職人さんには、かなり無理をお願いしましたけど…(苦笑)。
担当者の「これも言いたい!」ポイント
ボリュームを検証するため、実に100回以上も洗濯!
プロトタイプで、洗濯100回後のボリュームがどうなるかを試したんです。さらに30・50・70回でも同様の試験を重ねました。また、店頭でお客さまに洗濯後のボリュームと肌触りを体感していただくために、弊社の品質管理室にある洗濯機で何百枚も洗濯・乾燥して…。担当者には苦労をかけましたが、その甲斐あってイメージどおりの商品に仕上がりました!
ユーステストでのアンケートで高評価を獲得!
約60名の方に<moussepuff>のスマートバスを使ったホームユーステストを行い、アンケートを実施。肌触りや洗濯後のボリューム感、吸水性の良さなどについて、7~9割の方から良い回答を得られました。
タオルのデザインには、それぞれこだわりのテーマが!
<MF7001>
日射しがきらめく高級避暑地の紺碧の海と、軒先の花や親しげな会話に心温まる、イタリア旧市街のカフェをイメージしています。
<MF7051>
「フランスの美しい村」に認定されるロックブリュヌでは、山の頂から左右にモナコと南フランスを望めます。2つの風景をリバーシブルにデザインすることで、南フランスの夏らしさをイメージしています。
タオルのデザインにはそれぞれテーマがあって、それに合わせて織り方を変えているんですよ。タオルから、このイメージを浮かべていただけると嬉しいです!
■今回のタオルはコレ!
<moussepuff>
※商品情報は記事公開時点のものです。