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暑い夏、タオルで脱水&熱中症予防!カラダを冷やす方法とは?

2018.08.28

知る
暑い夏、タオルで脱水&熱中症予防!カラダを冷やす方法とは?

日本では毎年、4万人以上が熱中症で救急搬送されており、その対策は必須です。やっと涼しくなってきた秋口でも、夏の疲れが出てくる時期なので油断は禁物…!日常で取り入れやすい、タオルを使った「熱中症予防」をお伝えします。

服部益治先生

教えて!「かくれ脱水」委員会委員長/兵庫医科大学特別招聘教授・学博士

服部益治先生

日本小児科学会 (専門医)、日本腎臓学会 (指導医・専門医)、兵庫県小児科医会 (顧問)、日本夜尿症学会(常任理事)などに所属。著書に、『腎・泌尿器疾患診療マニュアル(共著)』(日本医師会)、『腎臓病の食事指導ハンドブック(共著)』(南江堂)、『保健医療ソーシャルワーク実践(共著)』(中央法規出版)、『子どもの臨床検査-脱水(共著)』(診断と治療社)など。

服部先生が監修される「STOP!熱中症」はコチラ

日本小児科学会 (専門医)、日本腎臓学会 (指導医・専門医)、兵庫県小児科医会 (顧問)、日本夜尿症学会(常任理事)などに所属。著書に、『腎・泌尿器疾患診療マニュアル(共著)』(日本医師会)、『腎臓病の食事指導ハンドブック(共著)』(南江堂)、『保健医療ソーシャルワーク実践(共著)』(中央法規出版)、『子どもの臨床検査-脱水(共著)』(診断と治療社)など。

服部先生が監修される「STOP!熱中症」はコチラ

そもそも「熱中症」ってどんなもの?

熱中症とは
「熱中症」とは、体液の不足で起こる障害と、体温上昇で起こる障害の総称です。

高温の環境で運動や労働を行うと体温が上がり、体温を下げるために発汗が起こります。汗は蒸発するときに気化熱を奪い、“打ち水効果”で体温を下げる働きがあるのです。

さらに発汗が続き、体液が失われると、カラダは体液のそれ以上の喪失にブレーキをかけるために、発汗をストップさせます。すると発汗で体温が下げられなくなり、体温上昇で障害が起こります。

発汗による体温調節機能が維持できなくなると、次は臓器にダメージが及びます。もっとも影響を受けやすいのは脳で、脳へのダメージから、けいれんや意識障害などが起こることもあります。

熱中症の発生メカニズム
体温上昇→発汗→体液不足(脱水症)→発汗ストップ→熱中症

 

簡単にできる脱水チェック!

危ないかも…と思ったら、すぐにチェック!

チェックポイント1
爪を押したあと、白からピンク色に戻るまで3秒以上かかる。
脱水チェック

爪を押す

チェックポイント2
手の甲をつまんで、皮膚がすぐに戻らない。

手の甲をつねる

このどちらかに当てはまる場合は、脱水症状を疑い水分を補給しましょう。服部先生のオススメは、医療の現場でも使われている「OS-1」だそう。

 

タオルでもできる、熱中症予防!

野外でも手軽にできるので、ぜひお試しください。

・湿ったタオルで汗を拭く
湿ったタオルで汗を拭き、カラダの表面を少し湿った状態にしておきましょう。気化熱で、体温を下げる効果が期待できます。

・冷たいタオルでカラダを冷やす
冷たいタオルで、皮膚表面に走っている動脈(両首筋・脇の下・足の付け根)を冷やすと、体温を下げる効果が期待できます。
冷たいタオルでカラダを冷やす

タオルが1枚あるだけで、熱中症対策もでき安心ですね!お出かけの際は、ぜひお持ちになってください。

まだまだ残暑が厳しく体調を崩しやすいこの季節、健康に気をつけて元気に過ごしましょう。

 

夏にオススメのタオル

クールタオル

クールタオル

ひんやり気持ちいい、冷機能タオル。濡らして・絞って・振るだけで、生地の温度がすぐ下がります。首に巻いて暑さ対策にしてもいいですし、後ろで結べばマスクにもなるのでお散歩やランニング時にもぴったりです!UVカット加工で、日焼け予防にも◎

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