春の敏感肌の原因は?肌にやさしいガーゼタオルでケア【花粉・紫外線・ストレス対策】
2025.02.28
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立春を過ぎ、本格的な春の到来が間近に迫った今日このごろ。うららかな陽気に心躍る一方、春は肌のコンディションが崩れやすい時季。敏感肌に要注意のシーズンです。
乾燥肌や脂性肌といった肌質とは異なり、敏感肌はどんなタイプの人もなり得るもの。
では、敏感肌の季節を乗り切るには、どうすればいいのでしょうか。美容皮膚科の専門医として「MiSA Clinic 六本木本院」の寺井美佐栄先生にお聞きします。

「医療法人社団ミサズメディカル」MiSA Clinic 六本木本院 院長
寺井美佐栄先生
10年に及ぶ複数の大手美容皮膚科での院長経験を経て、2022年9月に独立。「MiSA Clinic 六本木本院」を開業する。メスを使わず“ナチュラルなきれい”を引き出すことをモットーに、その技術を広く伝えるYouTubeチャンネル「Dr.みさえの素敵になり隊」の配信も。
10年に及ぶ複数の大手美容皮膚科での院長経験を経て、2022年9月に独立。「MiSA Clinic 六本木本院」を開業する。メスを使わず“ナチュラルなきれい”を引き出すことをモットーに、その技術を広く伝えるYouTubeチャンネル「Dr.みさえの素敵になり隊」の配信も。
ヒリヒリとした痛みに赤みも…!敏感肌の原因とは?
敏感肌とはそもそも、肌のバリア機能が低下している状態のこと。ちょっとした刺激にも肌が敏感に反応し、ヒリヒリとした痛みを感じたり、赤く火照ったりするほか、愛用している化粧水がしみたり、化粧のりが悪くなることも敏感肌のサインです。
「敏感肌の原因は大きく2つ、ターンオーバーの乱れと機械的刺激です。前者のターンオーバーとは新しい皮膚が生まれては古い皮膚がはがれ落ちる代謝のことを意味し、後者の機械的刺激は物理的な力によって引き起こされる刺激のことを指します」
ターンオーバーの乱れを引き起こす主な要因は、乾燥や紫外線によるダメージ。ダメージを受けた肌は代謝機能が低下し、肌のコンディションまで悪化してしまうとか。
機械的刺激の代表例としては、長時間のマスク着用や就寝中の枕カバーによる肌への摩擦、さらには春の天敵ともいうべき、肌への花粉の付着も挙げられるといいます。
「また、不安や落ち込みといった精神的ストレス、寝不足をはじめとする身体的ストレスもターンオーバーが乱れる要因に。春は花粉の飛散に加え、4月になると紫外線の影響も本格化。そこに新生活へのストレスも重なり、敏感肌になりやすい時季なのです」
敏感肌の予防策に、悪化させないための対策はこれ
となれば、春は肌の強さに自信がある人でも要注意!
肌に付着する花粉量を抑えるため、部屋の換気は花粉の飛散量が少ないとされる午前中に。「春だから」と油断せず、真夏と同じような紫外線ケアが敏感肌の予防に。
また、敏感肌の予防にも改善にも効果的なのがビタミンE・C・Bだそう。ただし、食材の偏りも肌に悪影響のため、バランス良くを前提に+αの摂取がおすすめです。
「そして、肌への摩擦を最低限に抑えることが最重要。顔を洗うにも拭くにも、スキンケアをするにもゴシゴシとこすってはいけません。ほかにも頰杖がクセになっている人は控えることを心がけましょう。これが機械的刺激となり、敏感肌を引き起こしかねません」
しかし、注意していたつもりでも、敏感肌になってしまったら…?
「ヒリつきや赤みといった炎症を悪化させないためにも、やはり、摩擦を与えることは厳禁。肌の調子が乱れると、ついつい、いろいろなスキンケアを重ねたくなりますが、摩擦を避ける意味でも刺激を避ける意味でも、シンプルなケアをおすすめします」
「さらに、保湿も敏感肌ケアに欠かせない工程です。肌の水分と油分が過度に不足してしまうと、肌のバリア機能低下につながり敏感肌を加速させてしまいます」
なかでも、寺井先生が特に推奨するのがワセリンの一種である「プロペト」。普段から使い慣れた化粧水で保湿をしたら、あとは軟膏である「プロペト」を優しく塗布し、肌にフタをするだけ。
純度の高いワセリンが肌に刺激を与えずに保湿してくれ、水分の蒸発を防いでくれます。
敏感肌の天敵!摩擦を軽減するにはガーゼタオルを
敏感肌の予防にも、敏感肌を悪化させないためにも摩擦を抑えることが最重要。
とはいえ、肌を清潔に保つための洗顔ひとつにも摩擦は付きもの。だからこそ、肌に優しいソフトタッチを心がけるのはもちろん、顔を拭くタオル選びがものを言います。
「すでに敏感肌になっている状態では、パイルのちょっとした毛羽が刺激になるケースも。そのため、パイルが立たず、吸水性も高いガーゼタオルがおすすめです。顔をこする動作はせず、顔に対して優しくスッと垂直に、軽く押し当てるように水分を取りましょう」
ちなみに、ガーゼタオルは敏感肌だけでなく、肝斑の予防にも効果的なのだそう。
「肝斑とは頬骨の周辺や額、口の周りに左右対称にできる色素沈着のこと。この肝斑が現れる一因も摩擦にあるため、気になる人はガーゼタオルを愛用するといいかもしれません」
今治生まれのやさしさ。<しあわせの今治ガーゼ>で肌をいたわる
敏感肌にも、肝斑の予防にも寺井先生が推奨するのはガーゼタオル。種類豊富なラインナップのなかでも、nishikawaが特におすすめしたいのが「しあわせの今治ガーゼ」です。
糸にはnishikawaが独自に開発したパフィールコットンを採用し、パイルに負けない吸水力を実現。洗濯しても硬くなりにくく、ガーゼの優しい風合いを長く愛用いただけます。
今治製のタオルは敏感肌にはもちろん、繊細な赤ちゃんのお肌にも安心。出産祝いやお誕生日にも喜ばれるはずです。
おすすめのnishikawa TOWEL
しあわせの今治ガーゼ
サイズ|フェイスタオル(34×80cm)
価格|1,001円 tax in(アウトレット価格)
表はガーゼ、裏はパイルの2種類の素材を兼ね備えた今治製のタオル。両面ともストレスフリーでふんわり優しい肌触りです。
自分にも大切な人にも、ガーゼタオルをギフトに
早くも花粉症の症状が出ている人も多くなりました。「私の臨床経験からも、春は肌の調子が乱れやすい時期です」と寺井先生。
治療後のダウンタイムが長引くケースが珍しくなく、通常なら1〜2日程度で引くはずの赤みが、春の時季は1〜2週間と長引く人がけっして少なくないといいます。
なんて聞くと、春を迎えるのがちょっぴり憂鬱にもなりますが、春は新たな門出のシーズン。うららかな陽気にも、これから始まる新生活にも心ときめく季節です。
そんな春を気持ちよく迎えるためにも、敏感肌対策になるガーゼタオルをセレクト。
ご自身へはもちろん、新たな門出を迎える大切な人へのギフトにも、肌に寄り添うように優しく吸水するガーゼタオルを選んだなら、新生活へのエールになるはずです。