タオルを機能的に美しく畳む方法。整理収納アドバイザーに教えてもらう収納術
2024.09.12
知る

タオルトをご覧のみなさんは、タオルをどのように収納していますか?
普段使いのタオルは、カラーリングやサイズが多岐に渡り、どうしても雑然となりがち。
そこでタオルを美しく、機能的に収納しているプロに、そのテクニックを教えてもらいました。
教えてくれるのは、整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーターとして活躍する矢澤茜さん。
矢澤さんは整理収納アドバイザー級認定講師、インテリアコーディネーター、住宅収納スペシャリストなど多数の資格を持ち、ブログやInstagramで、収納に困っている人たちに向けて、ロジカルかつわかりやすくアドバイスしています。
そんな矢澤さんが、実践しているタオルの収納の仕方を教えてもらいました。
脱衣所に置くのは必要な枚数だけ
矢澤さんのお宅は4人家族。
日常的に使用しているのは<moussepuff(ムースパフ)>のバスタオルとスマートバスタオル、フェイスタオル、ループタオルの4サイズを、各4枚ずつ。
脱衣所に置いておくのも、上記の枚数を固定しているそう。
「使ったらすぐに洗濯機に入れています。洗濯したら、その場で畳んで所定の位置へ。我が家のタオル置き場は、洗濯乾燥機の目の前にあるので、収納するのも楽ちんです」
矢澤さんのご自宅のタオル置き場は、洗濯乾燥機の上に設置した奥行き14cmほどの棚。
コンパクトに見える棚ですが、見た目以上にタオルを収納することができます。
「この棚は、DIYで取り付けました。
タオルはこまめに洗濯し、そのまま乾燥機で乾かしているので、最低限の枚数でも足りています」
スタメンタオルの枚数を決めておくこと、こまめに洗濯したらすぐに片付けることは、脱衣所をすっきりと見せるポイントなんですね。
また、棚に置くことで使う際もさっと取るだけなので楽ちん。引き出しから出す、などのアクションを減らすことで小さなストレスも減ります。
タオルの色やトーン、柄を合わせる
リビングもキッチンも、そして脱衣所も美しい統一感のある矢澤さんのご自宅。どのようなテクニックがあるのでしょうか?
「いろいろな色や柄が同じ空間にあると、どうしてもごちゃついて見えてしまいます。
室内を美しくすっきりを見せたいのであれば、色の数を抑えるようにしましょう。
私は“白”にこだわっていて、我が家のインテリアは白をベースにしています。
たとえば<moussepuff>のようにかわいらしい色と柄のタオルでも、インテリア全体が白ベースなら、ワンポイントとして映えますよね」
室内がごちゃついた雰囲気で悩んでいる方は、まず色を合わせることから始めてみてはいかがでしょうか。
タオルを畳むときは“縁”を見せない
タオルを収納する際、おのずとタオルを畳むと思いますが、その畳み方にも美しく見せるポイントがあります。
「ホテルにあるタオルもそうですが、“縁”を見せないように畳むとすっきりと美しくなります。
ちょっとしたコツですが、その効果は絶大ですよ」
確かに、“縁”が見えないだけで、目線が飛び散らず整然と見えますね。
それではどのように畳むのがおすすめなのか、矢澤さんにレクチャーしていただきましょう!
■バスタオルの畳み方
1:横に半分に折る
2:さらに横に半分に折る
3:縁が内側になるように1/3に折る
4:端を整えたら完成
■スマートバスの畳み方
1:横に半分に折る
2:さらに横に1/3折る
3:縁が内側になるように1/2に折る
4:端を整えたら完成
■フェイスタオルの畳み方
1:縦に半分に折る
2:縦に1/2折る
3:縁が内側になるように1/3に折る
4:端を整えたら完成
■ループタオルの畳み方
1:縦に半分に折り、縁が内側になるように1/3に折る
2:端を整えたら完成
「この畳み方は我が家の収納スペースとタオルのサイズに合わせたもの。
ご家庭によって、収納スペースにフィットする仕上がりサイズは異なると思うので、いろいろと試してみてください。
“縁”が見えないように揃えるようにすれば、基本的に美しく見えますよ」
矢澤さんもいろいろな畳み方を学んで、現在の畳み方に着地したそう。ご自宅の収納スペースに合わせて調整してみてください。
インテリアのアクセントになる<moussepuff>
「ちょっと、おどろき。」をテーマにしたタオル<moussepuff>は、洗うたびに感じるふっくら感。
「ずっと柔らかい肌触り」「吸水力が落ちない」「長持ち」を実現し、洗濯するたびにボリュームアップする風合いは、肌触りも抜群。
また、生産時の電力・水の使用を削減した環境に優しい製法で作られているのも魅力の1つです。
カラーバリエーションも豊富なので、インテリアのアクセントにもおすすめですよ。
<紹介したタオル>
白を基調にしたモデルハウスのようなご自宅で暮らしている矢澤さん。
その空間作りには、こだわりと美しく見せるテクニックが詰まっていました。
雑然となりがちな脱衣所も矢澤さんに教えてもらったコツを取り入れてみてはいかがでしょうか?
そして、タオルの買い替え時期はぜひnishikawaタオルで統一感のあるタオルで揃えてみてくださいね。
Photo │ Kenji Yamada
洗うたびふっくらするバスタオルはふんわりボリューム感に違いを感じる贅沢な使い心地の1枚です。