いま、若い女性から大注目の牛乳石鹸!開発者にぴったりのタオルをオススメします!
2019.06.20
知るタオルのことならお任せ!西川のタオルソムリエがさまざまな企業を訪問し、そこで活躍する方々にぴったりのタオルをオススメする企画です。今回は、最近若い女性のあいだで、レトロなパッケージと優しい使い心地が注目されている牛乳石鹸にお邪魔しました!
牛乳石鹸 マーケティング部
田原有紀さん
ふだんは大阪の本社で、主に商品開発を担当。看板商品の「牛乳石鹸」だけでなくハンドソープやベビー用ソープの開発など、牛乳石鹸で販売するアイテム全般のマーケティングを手がける部署に所属。「職業柄、手を拭く機会が多いので、タオルにも興味津々です!」。
ふだんは大阪の本社で、主に商品開発を担当。看板商品の「牛乳石鹸」だけでなくハンドソープやベビー用ソープの開発など、牛乳石鹸で販売するアイテム全般のマーケティングを手がける部署に所属。「職業柄、手を拭く機会が多いので、タオルにも興味津々です!」。
タオル担当マネージャー/今治タオル工業組合認定「タオルソムリエ」
三田村哲也
タオル担当歴12年目。社内屈指のタオルマニアで、人は彼を“Mr.タオル”“タオル道に生きる男”と呼ぶとか呼ばないとか…。「家で牛乳石鹸さんの商品を愛用しているので、とても楽しみにしてきました!」。
タオル担当歴12年目。社内屈指のタオルマニアで、人は彼を“Mr.タオル”“タオル道に生きる男”と呼ぶとか呼ばないとか…。「家で牛乳石鹸さんの商品を愛用しているので、とても楽しみにしてきました!」。
実は、香りもサイズも違う!?青箱・赤箱の秘密
三田村:さっそくですが、いつも御社の商品を使わせていただいているので、今日はお礼をお伝えしたくて…すばらしい石けんを、ありがとうございます!
田原さん:わあ、うれしいです!こちらこそありがとうございます!
三田村:僕はミルキィのボディソープを、僕以外の家族は青箱を愛用しています。ちなみに僕だけ別の石けんを使っているのは、家族に距離を置かれているのではなく、個人的にミルキィの香りが好きで使っているんですからね!(焦)
田原さん:(笑)。ご家族それぞれ別の石けんをご利用される方って、意外と多いんですよ。私はいま、弊社のメイン商品である牛乳石鹸をはじめとした商品開発を行っているチームにいるので、そういったお客さまの声を伺う機会もあるんです。奥さまは、ずっと青箱を使われているんですか?
三田村:妻は青箱の香りが好きだと言っていました。東京だと、あまり赤箱って見かけない気がするのですが…?
田原さん:実は「西は赤箱、東は青箱」というように、人気アイテムが違うんです。
三田村:ええっ!初めて知りました!
田原さん:製品の違いでいうと、赤箱はしっとりタイプ、青箱はさっぱりタイプ。香りは、赤箱はローズ調で、青箱はジャスミン調なんですよ。
三田村:比べてみると、ぜんぜん違いますね…!
田原さん:また、ちょっとマニアックな豆知識なんですけど、サイズも微妙に違うんです。大阪を拠点としていた牛乳石鹸が、東京に進出するタイミングで少しリーズナブルにすることを意識して作られた青箱は、赤箱に比べて小さめなんですよ。
三田村:おお!教えていただかなければ気づかない微差です!
田原さん:大阪人らしい商いスピリットで、青箱は作られたんです(笑)。
赤箱で洗顔する「赤箱女子」たち。若者のあいだで人気に火がついたワケは?
三田村:我が家では青箱が愛用されていますが、最近は若い女性のあいだで赤箱の人気が高まっていると伺いました。きっかけは何だったのでしょう?
田原さん:2018年の秋に、京都にある「しまだいギャラリー東館」さんで、『赤箱 AWA-YA』と題したイベントを開催しました。お客様に赤箱を体験していただくために企画したイベントだったのですが、これが大好評を博しまして…目標としていた来場者数を、なんと初日で達成したんです!
三田村:ええっ!それは偉業ですね!
田原さん:はい、想定外の盛り上がりで、私たちは必死にグッズや商品の在庫を確保するため奔走しました(笑)。
三田村:何が話題を呼んだのでしょう?
田原さん:今日も背景に用意しましたが、大小さまざまな赤箱に埋もれて撮影ができるフォトスポットが大変人気でした。「インスタ映え」ということで話題になったみたいです。
三田村:こ、これは壮観ですね…!私でも、インスタ映えを狙えそうです。
田原さん:(笑)。あとは何と言っても、体験コーナーで直接泡に触れることで、牛乳石鹸の良さを実感していただけたのが「赤箱女子」のブームにつながっているのではないかと思います。驚かれるかもしれませんが、いまの若い方って、固形石けんを見たことがないとおっしゃる方もいらっしゃるんです。液体ソープや、泡のソープに慣れ親しんでいるから。そういった方々に「固形石けんってこんなに泡立つんだ!」とお気づきいただけたことは、本当にうれしかったですね。
三田村:あと最近、銭湯やサウナもブームになっているじゃないですか。僕も好きで足を運ぶのですが、受付で牛乳石鹸が販売されているのを見かけます。
田原さん:ありがとうございます!実はお風呂屋さんにのれんを提供していて、よく見ると入り口ののれんに「牛乳石鹸」のロゴが載っているんですよ。ぜひチェックしてみてくださいね!
牛乳石鹸の赤箱は、今年で91周年!
三田村:牛乳石鹸の赤箱は誕生から91年、おめでとうございます!弊社も老舗なので、歴史を大切にしながら、お客さまにより良いものを届ける重要性を日々感じています。
田原さん:私も商品開発チームの一員なので、お気持ちがわかります。長い歴史があるということは、ずっと使い続けてくださっているお客さまがいらっしゃるということ。定評ある牛乳石鹸の良い部分を残しつつ、どうブラッシュアップしていくかが課題ですね。
三田村:商品をリニューアルすることで、お客さまが「あれ?」と違和感を抱かれる可能性もありますもんね。
田原さん:そうなんです。私たち、メーカー側の都合だけではいけないと、常にお客さまのお顔を思い浮かべていますね。商品開発の際は、泡立ち具合や洗い心地などを何度も確認します。
三田村:そういう実験では、やはりタオルを使う機会が多いのでしょうか?
田原さん:まさに!何度も、手を洗っては拭いて、という動作を繰り返すので、どんなタオルが私たちに合っているのかぜひ教えてください!
吸水性に優れ、肌触りの良いタオルをご紹介!
三田村:手を拭く機会が多い方には、まずは<しあわせの今治ガーゼ 移ろい>をご紹介します。
田原さん:わあ、爽やかな触り心地!
三田村:ガーゼタイプの特徴は、毛羽が立ちにくいことや、高い吸水性、乾きやすさ、優しい肌触りです。使い込むと、とろけるような柔らかさが出てきますので、赤ちゃんへの贈り物としてもぴったり。1日に何度も手を拭く方にもオススメです。
田原さん:これは私たちに向いていそう!一口にタオルといっても、いろいろな種類があるんですね。ほかにはどんなタオルがありますか?
三田村:コチラの<fuwapple>というタオルは、泡に見立てた形状で、肌に負担をかけないことが特徴です。ゴシゴシこすらなくても肌を押さえるだけで水分を拭き取れるため、肌の摩擦を軽減します。
田原さん:洗顔後、お顔を拭くのにぴったりですね!「赤箱女子」も喜びそうです。
三田村:最後に<watairo ゆいわた>です。コチラもガーゼ地なのですが、肌触りの良い細い糸を使い四重に織り上げているので、上品な肌触りです。
田原さん:珍しい触感〜!柔らかくて、絹みたいですね。四重なのにほどよく薄くて、水につけても絞りやすそう。気に入りました!研究員にもプレゼントしてみますね。
タオルの寿命って…?
田原さん:私、タオルの寿命がいまいちわからなくて。替えどきの目安って、何かありますか?
三田村:ほとんどのタオルは、100回ほど洗うと硬くなってしまうんです。柔らかいままお使いになられたい場合は、「100回洗ったら」を目安にしてみてください。
田原さん:100回…我が家のタオルは、もっと使ってしまっているものばかりです(笑)。でも愛着もあって、なかなか捨てられないかも…。
三田村:タオルって、お好みの色や好きな柄を買うことが多いので、捨てにくいですよね。雑巾や布巾にするなど、次のステップがあると手放しやすいかもしれません。ラグマットにもできるんですよ!
田原さん:素敵な考え方ですね!帰ったら、タオルを見直してみます。
三田村:僕も帰ったら赤箱で洗顔して、「赤箱男子」になりたいと思います(笑)!
■今回のタオルはコレ!
<しあわせの今治ガーゼ>
<fuwapple>
<watairo>
※商品情報は記事公開時点のものです。