<newmineコスメティックスシリーズ>から保湿効果のあるnishikawaタオルが登場!触れるたびに潤い(※1)をプラス
2024.05.24
使う美容液成分を繊維に含ませた生地を使用し、「化粧品」として届け出をしている美容睡眠®ブランド<newmine(ニューミン)> のコスメティックスシリーズ。
布製品でありながら美容への効果が期待できるとあり、注目を集めています。
今回は、3月に新たに登場したタオルをご紹介。
水分はしっかり吸水しつつ、肌や髪に潤いを与えてくれる(※1)「コスメティックスタオル」の魅力について、開発とデザインを担当した西川株式会社の堤玲奈さんと和田恵美子さんに聞きました。
「肌触り」と「美容効果」を兼ね備えた素材を追求
―ピローケースや布団カバーなどの寝具に続いて、タオルを発売した経緯を教えてください。
堤:「コスメティックスタオル」の企画は、寝具の開発と同時期にスタートしました。
<newmine>では、美容睡眠®のメソッドとして、帰宅後のリラックスタイムから美しさをつみ上げていくナイトルーティーンを推奨しており、昨年発売された寝具は、「就寝中も肌や髪をケアしてほしい」という思いから実現しました。
そこで今回発売したタオルは「就寝までの数時間」に着目。
洗顔や入浴後、保湿効果のあるタオルを使うことで、より上質な美容習慣を取り入れてもらうことを目的に、商品化が決まりました。
―開発の過程で大変だったことは何ですか?
堤:どのような生地のタオルにするか、とても悩みましたね。
タオルは、寝具と作り方が大きく異なるため、前例がない状態からのスタート。
「肌触りの良さ」と、「美容効果」をより発揮できるような織り方を検討し、パイル、ガーゼ、繻子織(しゅすおり)の3パターンでサンプル生地を作り、社内で議論を重ねました。
その結果、肌触りの良さと美容効果を兼ね備えた「繻子織」で進めることになりました。
和田:デザインの側面でも苦労しました。
ビタミンE(※2)を含ませた繊維を使用しているコスメティックスシリーズでは、美容効果をより高く得るため、肌に触れる面積をできるだけ広く作らなければいけません。
当初、繻子織の生地で「ストライプ柄」を試作したのですが、理想とはやや違っていて…、その後もさまざまなデザインを検討し、「市松模様」に落ち着きました。
美容成分配合の繊維と綿を交互に織っているため、美容効果も得られ、肌触りもふんわり柔らか。仕上がった製品を見て、「これがベスト!」と感じました。
堤:コスメティックスシリーズで使っている繊維は、本当に扱いが難しく、試作段階で色ムラが出てしまったものもあったので、市松模様に織られたきれいな仕上がりを見た時は、ホッと安心しましたね。
繻子織は、糸同士の交差が少ないので、摩擦を最小限に抑えられるという特徴もあります。総合的に見て、繻子織の生地にして良かったなと感じています。
使いやすさを考慮した3サイズで展開!「コンパクトタオル」は持ち歩きにも便利
―試行錯誤を経て辿り着いた生地とデザインだったのですね。他にもこだわったポイントがあれば教えてください。
堤:サイズ展開にもこだわりました!
コスメティックスタオルは、「スマートバス®」、「フェイスタオル」、「コンパクトタオル」の3サイズ展開ですが、「スマートバス®」は、ハンガーにかけて干せるように、一般的なバスタオルよりもスリムな幅にしています。
和田:コンパクトタオルは洗顔時にも使ってもらえるよう、顔と同じサイズ感を意識して作りました。薄くて軽いので、バッグに入れてもかさばらず、持ち歩きもしやすいと思います。
―実際に手に取ってみると、薄くて軽いですね。吸水性はいかがですか?
和田:しっかり吸水してくれるんですよ!
完成品を手に取ったとき、「こんなに薄くてちゃんと吸水してくれるのかな」と心配になりましたが、実際に使ってみて感動しました。
ゴシゴシこする必要はなく、肌にそっと触れるだけで水分を吸ってくれます。
堤:私の場合は入浴後、フェイスタオルでも、1枚で髪から体までしっかり吸水してくれるので、吸水性はバッチリです!
また、ガーゼのように薄手で乾きやすい、という点もメリットだと思います。
「肌の乾燥が気にならなくなった」。使い続けることで嬉しい効果を実感
―実際に使用してみて、どのようなところに魅力を感じていますか?
和田:毎朝の洗顔時に使っていますが、吸水性はあるけど、水分は残っている感じが気に入っています。
ご購入いただいたお客様からも、「タオルドライ後、吸水性はあるけど、水分は残っている感じが気に入って、お風呂上がりとは思えないように感じる」という声や、「お風呂上がりに『急いで化粧水を塗らなきゃ』というあせりがなくなった」という声もいただいています。
堤:滑らかで肌触りが良いので、何気なくコンパクトタオルに触ってしまうことが多くなりました。
和田:繊維に含ませたビタミンE(※2)は、肌に潤いを与え、油分を補ってキメを整えてくれる効果が期待されています。
長く使い続けるうちに「他のタオルと違う」と感じるようになると思います。
また、繊維の中に練り込まれているから、洗濯してもすぐに成分がなくなるわけではありません。美容液成分がなくなる前に生地が駄目になるくらい効果をキープできるので、ぜひ長く使っていただきたいですね。
―パッケージデザインもおしゃれで、ギフトにも良さそうですね。
和田:ギフトとしての需要も意識してデザインを考えました。
<newmine>の象徴でもあるパッケージのグラデーションカラーは、夜から朝にかけての空をイメージ。
上質な化粧品のような箱型のパッケージなので、友人やご家族へのプレゼントとしても、選んでもらえたらうれしいです。
堤:私も、友人や母親にプレゼントしたいと思っています。
「いつものタオルを、これに変えるだけで、スキンケアの時間を増やせるんだよ」と伝えたいですね。
現在は、寝具やタオル売り場で販売していますが、今後は化粧品コーナーに置かせてもらえるよう、アプローチしていく予定。売り場ではサンプルも展示しているので、ぜひ手に取って、肌触りを確かめてみてくださいね。
(※1)肌や髪に触れる部分
(※2)酢酸トコフェロール(うるおい成分)
Photo|Teppei Daido
Text|Yuka Sato
幅はフェイスタオルと同じ34cmで、ハンガーにかけて干すこともできる便利な1枚。