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【とっておきの1枚お届けします。】わたしん旭店・猪瀬さんの「<watairo>あまわた」と増田さんの「<watairo>ゆいわた」

2022.11.28

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【とっておきの1枚お届けします。】わたしん旭店・猪瀬さんの「<watairo>あまわた」と増田さんの「<watairo>ゆいわた」 【とっておきの1枚お届けします。】わたしん旭店・猪瀬さんの「<watairo>あまわた」と増田さんの「<watairo>ゆいわた」

西川が手掛けるタオルの専門店『タオリエ』。タオルといっても、厚さ、柔らかさ、触り心地…いろんな好みがありますよね。『タオリエ』ではタオルのプロがお客様のお好みを引き出すのはもちろん、ギフトにもご使用シーンにもぴったりなタオルをご提案しています。

『タオリエ』各店のスタッフは、タオルの知識が豊富!そこでスタッフ自身が愛用しているタオルからおすすめの使い方まで、どんなシーンでタオルを楽しんでいるのか話を聞きました。

第6回目に登場するのは、広々としたお店の一角に『タオリエ』の専門コーナーを備えた『わたしん』旭店。地元密着型のお店である『わたしん』の猪瀬美津子さんと増田美紀子さんが、日常使いにもギフトにもぴったりの1枚をご紹介します!

『わたしん』旭店

猪瀬美津子

旭市出身。地元企業である『わたしん』に就職し、接客歴は約40年の超ベテラン。

旭市出身。地元企業である『わたしん』に就職し、接客歴は約40年の超ベテラン。

増田美紀子

旭市出身。前職は美容師とあって、頭にタオルを巻く方法のレクチャーが大得意。

旭市出身。前職は美容師とあって、頭にタオルを巻く方法のレクチャーが大得意。

刺繍から包装まで、お客様のことを想いながら丁寧に

わたしん店舗の外観

――  『わたしん』は慶応2年創業の老舗!150年以上の歴史があるそうですね。

猪瀬(敬称略):そうなんです。ふとん綿の製造・販売から始まり、2021年には創業155周年の節目を迎えました。千葉県と茨城県に6つの店舗がありますが、創業の地はここ、千葉県旭市。長い歴史があるだけ地域に根ざした、まさに地元密着型のお店です。

増田(敬称略):私たちがいかに地元に密着したお店なのか。それを表しているのが、商品の幅広いラインナップですね。寝具を中心にタオルはもちろん、カーペットやカーテンといったファブリック、それに肌着やベストといった服飾品も取り扱っているんです。寝具に限らず、お客様の生活に寄り添うような品ぞろえが自慢です。

―― 肌着にベストまで!寝具やタオルを含め、生活のアイテムがずらり、ですね。

増田:生活のアイテムはもちろん、贈り物にぴったりのお品も豊富なんですよ。特に人気なのが『タオリエ』のサービスとして提供している、刺繍入りのタオルです。当店は地元の幼稚園や小学校ともお付き合いがあり、生徒さん一人ひとりのお名前を刺繍したタオルは、先生から生徒さんに贈るギフトの定番。卒業式のシーズンは、刺繍入れの作業で大忙しです(笑)。

猪瀬:生徒さんの人数分だけ刺繍をするので、本当に大わらわ(笑)。でも、刺繍入れの忙しさは大歓迎です。おめでたいことですもの!それにね、刺繍するお名前のリストに、常連さんのご家族のお名前を見つけることもあるんです。「あの方のお孫さん、こんなに大きくなったのね」なんて、私自身も感慨深い気分になります。

名前入りタオル

増田:記念日の贈り物にしても、日常のちょっとしたプレゼントにしても、名前入りのタオルって、特別感がありますよね。それだけに、私たちの腕も鳴ります。失敗しないように試し縫いを繰り返しながら、包装まで丁寧に手作業です。基本的には文字のみの刺繍ですが、いくつかイラストのご用意もあるので、よりオリジナリティあるタオルに仕上がります。

頬ずりしたくなる肌触りに、ずっと撫でていたい風合いも

あまわたタオル

―― ギフトとして刺繍を入れるにもぴったりな、おすすめのタオルはどちらでしょう?

猪瀬:私が一番おすすめしたいのは「<watairo>あまわた」。特に「あまわた」はギフトに一押し。柔らかくもボリューム感があり、頬ずりしたくなる肌触りなんで、ギフトに一押しです。私自身も愛用していますが、吸水性も抜群。お風呂上がり頭に巻くとしっかり吸水するので、髪を乾かす時間が短縮。顔を拭く時も肌にそっと触れるだけで吸水するので、摩擦を軽減できるんです。日常使いからご結婚のお祝いまで広くおすすめできる逸品です!『タオリエ』が扱うほとんどのタオルは刺繍できるので、ぜひ大切な方のお名前を刺繍して贈って欲しいですね。

増田:同じシリーズの「<watairo>ゆいわた」もおすすめしたいです。しなやかなサンホーキンという綿を四重に織り上げた、ガーゼ素材のタオルなんです。「<watairo>あまわた」が頬ずりしたくなる風合いなら、「<watairo>ゆいわた」はすべすべとした肌触りで、ずっと撫でていたくなる風合いです。ガーゼ素材なことからカサ張りにくく、さらには毛羽も落ちにくく、ご出産祝いにぴったり。赤ちゃんお名前を刺繍して、お贈りになる方が多いんです。

ゆいわたタオル

―― あれ?「ゆいわた」には、何か手作りのPOPが添えられていますね。

猪瀬:「<watairo>ゆいわた」はガーゼ素材なので、最初のお洗濯の後にちょっとだけ縮むんです。でも、縮むのは糸の特性であって、タオルの品質に問題はありません。それに最初に水通しをして縮ませてあげたほうが、かえってふんわり、より優しい肌触りになります。とは言え、お客様にはそうした知識がなくて当然。「<watairo>ゆいわた」を心地よくお使いいただけるよう、POPを添えているんです。

POPが添えられたタオル

―― なるほど!お客様に寄り添う心遣いですね。

増田:「<watairo>あまわた」にしても「<watairo>ゆいわた」にしても、西川の手掛けるタオルは高品質。旭市には漁師さんや農家さんが多く、タオルはまさに相棒です。そうした方たちからも、西川のタオルへの信頼は厚いんですよ。お客様が信頼するタオルだけに、私たちも気が抜けません!このPOPも、タオルの良さを最大限に実感していただくための試みです。

猪瀬:そうそう。旭市らしさという点でいったら、「<watairo>ゆいわた」のカサ張りにくさは、大家族のご家庭にもおすすめなんですよ。旭市は今も三世代が一緒に暮らすご家庭が多く、お洗濯物も大量になりがち。そこでガーゼ素材のタオルなら、洗濯機がパンパンになりにくいんです(笑)。薄手でありながら吸水性が高いのが「<watairo>ゆいわた」。毎日のお洗濯の量に悩まされている方にもおすすめです。

 

世間話からお客様の生活を知り、ぴったりの1枚を

売り場の写真

―― おすすめのタオルからも地域性が見て取れるなんて、さすがは地元密着型のお店!

増田:お客様のご要望には、全力で応えたくなってしまうんです!最近ですと「座椅子のカバーを探していて」というお客様がいらっしゃいました。ひと口に座椅子といっても、形状はさまざま。そこでおすすめしたのが、<moussepuff(ムースパフ)>の色鮮やかなバスタオルでした。タオルなら座椅子に掛けるだけ。しかも、汚れたときのお洗濯も簡単です。

猪瀬:こうしたアイデアが湧いてくるのも、お客様のおかげなんです。当店は地元密着型の老舗だけに、常連さんが多くいらっしゃいます。なかには世間話を目的に、ご来店くださるお客様もいらっしゃるんですよ(笑)。お話に花が咲きますが、世間話こそがアイデアの宝庫。お客様それぞれの生活を知ることが、私たちの接客には欠かせません。

ムースパフ

増田:私たち自身もかしこまり過ぎず、地元の方言も気にせずにお話をするんです(笑)。その理由はお客様にリラックスいただくため。リラックスいただいたほうが、お客様も生活のお悩みを打ち明けやすいですよね。お客様にぴったりのタオルをお選びするには、お客様のことをきちんと知ることが大切だと思うんです。

寝具が並ぶ店内

―― 世間話を楽しみながら、自分にぴったりのタオルを選んでもらえる…!またじっくり、お店にお邪魔したくなりました(笑)。

猪瀬:ぜひ、ふらりとお立ち寄りください。特にコロナ禍以降は日常使いのハンカチにこだわる方も増えてきて、手荒れのお悩みを打ち明けられることも多いんです。日常使いにぴったりなハンカチサイズのタオルから、さらにはタオルと寝具をセットにしたギフトまで幅広くご対応できるのが、うちの強みですから。

増田:ありがたいことに「わたしんに行けば、何か見つかるはず」とご来店くださるお客様も多いんです。タオルに限らず寝具も含め、生活に不便を感じ、お悩みを解消できるアイテムを探している方はもちろん、何気なくご来店くださった方にも、ぴたりとハマる何かが見つかる品揃えです。JR旭駅から徒歩5分ほどの立地ですので、お気軽に遊びにいらしてくださいね!

 

猪瀬さん、増田さん、ありがとうございました!

猪瀬さんおすすめのタオル

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インド綿・シャンカールの細い糸を極甘撚りにして織ったロングパイルによるボリューム感が魅力の一枚。ゆったりと織った生地のふわふわとした肌触りをぜひお試しください。

増田さんおすすめのタオル

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しなやかなサンホーキン綿を4重に織り上げたガーゼタオル。繊細な糸で仕上げたすべすべでとろみ感のある肌触りは、「<watairo>ゆいわた」でしか味わうことができません!

Photo│ Sohei Kabe
Text│Kyoko Oya

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