羽毛布団についてのよくあるご質問
羽毛布団についてのよくあるご質問への回答を掲載しております。
- 羽毛が吹き出してきました。
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羽毛布団は、羽毛の吹き出しを防止するための加工(ダウンプルーフ加工)を施しておりますが、布団の機能を高めるためにはある程度の通気性も必要です。そのため、多少生地目や縫い目から羽毛が吹き出すことがあります。
そのまま引き抜くと羽毛が絡まって余計出てくることになりますので、側地の内側からつまんで戻し、出ていた場所を爪の甲で生地目を潰すように押してください。使用年数による側生地の劣化やクリーニングなどの負荷によっても発生する場合もあります。しかし、吹き出し量があまりにも多い場合は、購入店又はメーカーにご相談ください。 - 羽毛布団のにおいが気になります。
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羽毛は動物性の素材なので、使用初期や湿気がこもった場合ににおいをやや強く感じることがあります。
陰干ししていただくことで徐々に薄らいでまいります。羽毛は繰り返しの洗浄を行っていますので安心してご使用ください。 - 羽毛布団は丸洗いできますか?
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基本的には洗えません。
水洗いをすると、側生地のダウンプルーフ加工が取れてしまい、羽毛が吹き出しやすくなります。
どうしても汚れが気になる場合は信頼のおける布団丸洗い専門のクリーニング業者にご相談ください。 - 羽毛布団はコインランドリーで洗えますか?
- コインランドリーでのお洗濯、並びにタンブル乾燥(機械による乾燥)は形状変化を起こしますのでお控えください。どうしても汚れが気になる場合は信頼のおける布団丸洗い専門のクリーニング業者にご相談ください。
- 布団乾燥機はダニコースなどの高温設定でも使えますか?
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問題ありません。
布団乾燥機の温度で影響を受けることはないと考えておりますが、詳細については布団乾燥機の取扱説明書をご確認ください。 - どのくらい干せばいいの?
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干す目安
羽毛:月に2~3回、夏30分、冬は1時間程度
羊毛:2週間に1回、2時間程度
合繊綿:1週間に1回、2時間程度
真綿:直射日光に弱いので陰干し
生地を傷めないようカバーを掛けて干されることをおすすめします。 - 羽毛布団の寿命は?
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商品にもよりますが、一般的には10年程度が目安と考えております。
2~3年ごとに、側生地の破れや詰めものの吹き出しがないかチェックしてください。傷みや汚れ、ボリュームの低下がみられましたら、クリーニング、リフォームなどを、ご検討ください。
※寝具専門店、布団丸洗い専門のクリーニング業者へご相談ください。 - リフォームできますか?
- 羽毛布団に関しては、リフォームが可能です。
- リフォームにかかる目安の費用や期間を教えて。
- お手持ちの布団の素材、わたの種類・混率、使用状況、痛み具合や販売店によって大きく異なりますので一概にはお答えすることはかないません。恐れ入りますが、販売店にお問い合わせご相談ください。
- 生地に穴が開いてしまいました。
- かぎ裂きやたばこの焦げ穴程度でしたら、アイロン圧着タイプの補修布で修理ができます。手芸材料店などで市販されているものをお使いください。生地が擦り切れた場合は、リフォームをおすすめします。
- ダックとグースの違いは?
- ダックはアヒル、グースはガチョウという水鳥の種類です。グースの方がダックに比べて体が大きいため、良質な羽毛が採れる傾向があります。グースの中でもマザーグースはより膨らみが大きく保温性の高い羽毛です。
- 羽毛に黒いものが混じっています。
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羽毛が【ホワイト】ではなく【シルバー】の場合、羽毛の色自体が茶色っぽいため、黒く見えることもあります。
また、ホワイトであっても、黒い羽毛が混じることがあります。 - 購入時に付いてきたケースの別売りはあるか。
- 購入時に羽毛布団が入っているケースは、基本的には輸送時の汚れ防止目的のため、別売りはしておりません。
- 購入時に付いていたバッグにいれて保管してもいいですか?
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購入時に羽毛布団が入っていた通気性のあるバッグは問題ありません。
通気性のある布や糊のついていないシーツなどで包んで収納していただくのもおすすめです。 - 圧縮袋に入れてもいいですか?
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おすすめできません。
圧縮することで詰めものにダメージを与え、元通りに膨らまないことがあります。また圧縮する際、側生地が傷んだりして詰めものが吹き出す原因にもなります。 - 保管の仕方を教えて?
- 保管するときは、陰干しして湿気をとってから、専用のバッグやシーツなどの布で包みましょう。ビニールやケースに入れて保管すると、蒸れたりにおいがついてしまうことがあります。防虫剤(ピレスロイド系・無臭)の使用もおすすめします。押入れの上段など湿気の少ない場所で保管してください。
- 購入した羽毛布団が暖かくない。
- 暑さ・寒さなどの体感温度は地域や室内環境、個人差など様々な状況により異なります。毛布を併用していただくなど、ご自身の心地よい温かさに調節をしてください。また、布団が湿気を帯びている可能性があります。干すなどしてよく乾燥させてからお使いください。
- 羽毛布団を長期に使用している方に無料点検をすると電話がかかってきた。そのようなことをしているのですか?
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弊社では、お客様の誤解を招かないよう訪問形式によるメンテナンスは一切行っておりません。
※弊社の社名および類似の称号で、点検商法まがいの訪問販売業者があるようですので、お気をつけください。 - 〇〇産ダウンと××産ダウンでは、どちらがよい商品なのですか?
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羽毛布団の良し悪しは、羽毛の産地だけで決まるものではありません。
鳥種、ダウン率、ダウンパワーといったダウンの品質、詰めもの量、側地の素材、キルトなど様々な要素があります。 - 布団を干す時は叩いた方がよいのですか?
- 布団を強く叩いている人をよく見かけますが、側生地も傷みますし、中綿の繊維がちぎれて布団が傷むことになりますので、叩かないでください。
- 季節に合わせた羽毛布団や寝具の組み合わせについて。
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あくまで目安ですが、季節に応じて以下のような組み合わせでお使いいただけます。
春、秋・・・羽毛布団+綿毛布
夏・・・綿毛布またはタオルケット
冬・・・羽毛布団+毛布
※室温に合わせて調整してください。 - ダウンパワーって何ですか?
- 羽毛原料のふくらみ具合を羽毛1gあたりの体積で示したもの。保温性の目安となる数値であり、数値が高いほど保温性が高いと考えます。
- マザーグースとは?
- 雛をかえすために冬を越えて飼育されるグースのこと。通常のグースに比べ飼育期間が長いためダウンボールも大きく、より良質な羽毛となり保温性が高いといわれています。
- 羽毛布団と電気毛布は併用できますか?
- 特に問題ありません。
- 羽毛布団からダニは発生しますか?
- 羽毛布団は、羽毛の精製過程で100℃以上の高熱・除塵・乾燥処理を行っており、ダニや雑菌などは死滅しておりますので新品の布団の中からダニが発生することはありません。しかし、お部屋等の環境により、布団の表面にはダニが付着することもありますので掃除機での吸塵やカバーを掛けて日干しするなどのお手入れをおすすめします。
- ダニ対策ついて
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日頃からのお手入れが大切です。
布団専用のノズルがついた掃除機で吸い取る、カバーを掛けて日干し、布団乾燥機を使用するなど湿気を取り除くことも有効です。 - 毛布は布団の上がよいのか?下がよいのか?
- 毛布が上のほうが暖かいと言われます(空気層に蓋をするイメージ)が、毛布の感触が好きな方は布団の下にお使いください。毛布を上にする場合は布団を押しつぶさない軽いものを。
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