2018 睡眠白書 日本人の睡眠を大調査!

全国の18~79歳の男女を対象に
睡眠に対する意識・満足度を調査しました。
国が進める「働き方改革」の中でも睡眠の重要性は
取り上げられ、2017年度流行語大賞では
第3位に「睡眠負債」がランクインするまでに。
社会の睡眠に対する関心は高まっています。

睡眠の研究とは
「nishikawa睡眠白書 2018」

  • 不眠大国日本!? 約半数が不眠症の疑い

    世界共通の不眠判定方法「アテネ不眠尺度」の質問に則り、1万人に調査したところ、 全体の49.3%の人が 「不眠症の疑いあり」との結果に。年代別に見てみると、20代が最も不眠症の疑いが高く、全体の約6割が不眠症の疑いがあると出ています。 また、続く30代、20代、50代も高い割合を示しており、一方60代を過ぎると一気に不眠症の疑いが低くなり、60代・70代の差はほぼない結果となりました。

  • 不眠大国日本!? 約半数が不眠症の疑い

不眠の理由は睡眠時間だけではない?

不眠症の疑いがある人とない人で、睡眠時間がわずか30分しか変わらないという事実が分かりました。これは、睡眠に不満を持つ人に対して、睡眠時間を増やすこと以外にも対策すべきことがある、ということを表しているのかもしれません。

  • 睡眠の質を悪くする要因は「肉体的な疲労」よりも「精神的な疲労」

    「心身ともに疲れた一日」「精神的に疲れた一日」「肉体的に疲れた一日」「標準的な一日」「心身ともにゆったりした一日」それぞれで睡眠の質に関する満足度を聴取しました。その結果、「肉体的に疲れた一日」の睡眠満足度が53.9%だったのに対して、「精神的に疲れた一日」では38.8%に留まりました。

  • 睡眠の質を悪くする要因は「肉体的な疲労」よりも「精神的な疲労」

心身をリラックスしてから“入眠”を

睡眠にはメンタルバランスを整える働きもありますが、睡眠の質が低下するとイライラや不安・落ち込みやすくなるなど、さらに精神的な疲労を受けやすく悪循環に。そうならないためにもまずは眠る前に心身をリラックスさせて質の良い睡眠をとることが大切です。

  • 眠りを阻害する悩みは「将来の不安」次いで「健康」「金銭」

    悩み事が原因で眠りにつくことが難しかった時の「悩みの種類」について聞いたところ、「将来に関する悩み」(23.9%)がトップに。次いで「健康に関する悩み」(18.2%)、「金銭面での悩み」(18.1%)となりました。

  • 眠りを阻害する悩みは「将来の不安」次いで「健康」「金銭」

男女で悩みの違いも

性別・年代別に見てみると男性は仕事に関連した悩みが多く、女性は生活・家族のことなど男性に比べて悩みの種類が多い傾向がありました。女性の方が出産や育児、待機児童の問題、仕事との両立、人間関係など眠りを阻害するほどの悩みを抱えやすいと思われます。

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